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激動の韓自動車産業…双竜自を印マヒンドラが支援


    販売不振と資金難で危機に陥った双龍(サンヨン)自動車の大株主である印マヒンドラ・グループは、2300億ウォンの直接投資を検討中だ。 KDB産業銀行をはじめとする政府支援と、双竜自動車労使の積極的な自救努力が投資の前提条件だ。

    このようにサンヨン自動車が労使和合の雰囲気を土台に危機克服の転機を整える一方で、ルノーサムスン自動車と韓国GMは労使の対立が激しくなって危機の克服に支障をきたす姿だ。

    20日の自動車業界によると、マヒンドラはこのような内容の支援案をサンヨン自動車の労使と論議することが伝えられた。

    マヒンドラはしかし、産業銀行がサンヨン自動車に投資を行ってこそ同じように資金を輸血するという方針だ。サンヨン自動車労使が誠実に自救努力を履行し、痛みを分担することもマヒンドラが掲げた条件だ。

    サンヨン自動車の核心関係者は、「マヒンドラの支援案の内容が確定していない状況であり、慎重に議論されている中」だとし、「韓国政府の積極的な支援努力と、労使の骨を削る自救努力が先行しなければならない。まだ成功の可能性を担保するのは難しい」と線を引いた。

    サンヨン自動車は中国の自動車企業A社と、モーターとバッテリーそしてミッションなどの電気自動車(EVカー)の核心部品の技術いっさいを連携し、EVカーの開発に速度を出す方針だ。

    また、マヒンドラとパートナーシップを結んだ米フォード自動車との三角協力も推進する。フォードは第一次として、来年初めにフォードのエンブレムを付けたサンヨン製自動車2500台を海外で販売する案を検討しているという。マヒンドラの全方位的な対応が現実化すると、資金難で困難に陥ったサンヨン自動車の復活に一大転機になるものと期待される。サンヨン自動車はこれにより、2024年までに4モデルのEVカーをはじめとして新車15モデルを出荷し、現在は13万台の水準である年間生産規模を20万台にまで増やす計画だ。

    サンヨン自動車の労使は今年の賃金凍結とボーナス返却を含め、2500億ウォン規模のコスト削減案に合意して積極的な和解の雰囲気を造成している。このような中で、国内完成車メーカーのスモール3社(サンヨン、ルノーサムスン、韓国GM)のうち、残りの2企業は労使対立の泥沼から抜け出せずにいる。先月の賃金交渉交渉が決裂したルノーサムスンは、基本給の引き上げに対する労使間の意見の相違を縮めることができずストライキの危機にさらされている。
  • 毎日経済_イ・ジョンヒョク記者/パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-12-20 18:08:36