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LG電子、大型OLEDテレビが急成長

  • LG電子の65インチ以上の大型OLED(OLED/有機発光ダイオード)テレビ製品は、高級テレビ市場で急速な成長を記録していることが分かった。高画質・大型化の傾向が拡大している世界のテレビ市場で、超高画質性能だが相対的に安価な価格帯までそろえて、消費者の選択を得ているものと分析される。

    26日、市場調査会社のIHSマークイットによると、今年の第3四半期のLG電子製OLEDテレビの売上げ比率に65インチ製品が占める割合は49.9%で、55インチ製品の比率(42.3%)を初めて上回った。特に70インチ以上のOLEDテレビの売上げの割合は、2017年の2.5%から今年の第3四半期は累積で7.1%まで増加した。

    これは高画質・超大型に要約される高級テレビ市場でOLEDテレビなどが主流となり、一般のレビ市場では液晶表示装置(LCD)テレビが主流となって現れた現象とみられる。

    世界的にOLEDテレビの平均サイズは2020年の59.4インチから60インチに迫り、2021年には60.6インチとなって60インチ台に定着する見通しだ。一方、LCDテレビの平均インチサイズは2019年の45.8インチから2021年は46.7インチに、OLEDテレビとの比較では10インチ以上の差があることが分かった。

    OLEDテレビを含むLG電子の70インチ以上の超大型テレビの市場出荷量は、前四半期比で「突風成長」した。IHSマークイットによると、LG電子の今年の第1~第3四半期の70インチ以上のテレビ出荷台数は77万台で、前年同期比で122%急増した。

    世界の超大型テレビ市場のシェアでは、同じ期間にLG電子がサムスン電子(33.2%)に次いで2位(23.2%)に上がって二強構図を形成した。世界の超大型テレビ市場の40%を占める北米市場でも、OLEDテレビを前面に出して善戦していることが分かった。

    LG電子の関係者は、「OLEDテレビは来年から65インチ製品が主流を成すだろう」とし、「供給量の増加とコスト構造の改善による値下げで、大型商品を好む市場のトレンドを牽引するつもり」だと説明した。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者/チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-12-26 17:54:20