数字経済 > 企業
韓・未来アセット資産運用が日・大和証券と提携
日本の2位の投資銀行（IB）大和証券は未来アセット資産運用の系列社である米国の上場投資信託（ETF）運用会社グローバルX（Global X Management Company）に1億2000万ドル（約1400億ウォン）を投資する。未来アセットグループは2010年から日本の大和証券と多角的な業務提携関係を続けてきたが、ついに株式投資まで誘致して「血盟」の関係にまでなった。特に悪化した韓・日関係が相変わらずの状況で、両国の有力投資会社間に資本を投入する合弁が成立したという点で意味は大きい。
26日の金融投資協会によると、未来アセット資産運用は23日に孫会社のグローバルXが発行する交換社債（EB）1億2000万ドルに支払保証を提供すると公示した。未来アセット試案運用と大和証券の戦略的提携
未来アセット資産運用は香港所在の持株会社である未来アセットグローバルETFホールディングスの株式97.08％を保有しており、未来アセットグローバルETFホールディングスはグローバルXの株式85.46％を持っている大株主だ。グローバルXは未来アセット運用の孫会社という構造だ。グローバルXは未来アセットグループが2018年2月に5425億ウォンで買収した米国のETF運用企業で、技術の進歩や価値投資などのテーマ型ETFに強みを持つ。未来アセット側は「グローバルXと大和証券の戦略的協業のために交換社債を発行して投資契約を締結する予定であり、そのために未来アセット資産運用が交換社債の債務保証契約を大和証券と締結する予定」だと明らかにした。
グローバルXが発行する予定の交換社債は5年満期で、大和証券は満期時点である2025年に2つの選択肢を持つ。まず大和証券は交換社債をグローバルX LLCの株式に交換することができる。グローバルX LCCはグローバルXの100％子会社で、実質的なETFの運用主体だ。状況が難しい場合は、元利金の返済を選ぶことができる。このような交換社債元利金の支払保証に未来アセット運用が乗り出したしたわけだ。未来アセット運用の関係者は、「交換社債と関連して未来アセット運用の支払保証のみを決定しただけで、具体的な交換社債の発行条件などは両社が協議している」と説明した。
このような交換社債投資は、今後5年以内に大和証券がグローバルXの株主として浮上する可能性が高いことを意味する。未来アセットグループもまた、大和証券グループに投資して相互に株式を保有し、両社間の同盟関係を堅固にする計画であることが伝えられた。両社は去る9月に合弁ETF運用会社であるグローバルXジャパンを設立し、このような株式投資も議論してきたと伝えられた。グローバルXジャパンは来年から本格的な事業を開始する予定だ。
未来アセットのパク・ヒョンジュ会長は、「未来アセット大宇をアジアの代表IBに育てるつもり」だという抱負を持っている。これと同時に資産運用の部門でも、グローバルな財テクトレンドの核心であるETF市場の攻略のためにグローバルXを買収したことに続き、大和証券との戦略的協業を通じてアジア最高の資産運用会社に成長するというツートラック戦略を駆使している。このような戦略が、日本の大和証券との戦略的協業でますます具体化しているわけだ。未来アセットと大和証券の協力関係
未来アセットグループは2010年から10年近く、大和証券とのコラボレーション関係を続けている。 2010年7月にパク会長は日本を直接訪問して当時のダイワグループ会長である清田瞭氏と協力方案を議論した後、同年10月に大和証券を通じて未来アセット運用コリアファンドの日本市場初の販売を成功させた。これ応えて未来アセットは2015年8月、大和投資信託が初めて海外販売に乗り出した日本ファンドの国内販売を担当した。
のみならず、未来アセットグループのIB関連の主要イベントごとに大和証券は「ヘルパー」として乗り出した。大和証券は2015年7月に行われた未来アセット生命の上場主幹事として第一歩を踏み出した後、2016年11月に未来アセット生命のPCA生命買収には金融アドバイスを提供し、2018年2月には未来アセット大宇が実施した7000億ウォンの有償増資に主幹事として参加した。同年11月には未来アセット大宇が国内証券会社では初めて、海外発行した外貨債券の発行主幹事業務を務めた。- 毎日経済＿ハン・ウラム記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-12-26 18:06:12
