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ルノーサムスン、スト損失「雪だるま」...半月で1000億超


    ルノーサムスン自動車の労組が2019年の賃金団体交渉決裂を理由に先月20日から部分ストを始めた中で、ストによる生産支障が半月のあいだに1000億ウォンに達することが分かった。そうでなくても「生産の崖」で困難に直面しているルノーサムスンの実績が、さらに悪化することが懸念される。

    8日のルノーサムスンによると、労組が部分ストを始めた先月20日から8日午前まで、約5500台の生産に支障が発生した。スト時間は計133時間だ。社側は独自の調査を通じて1台当たり約1900万ウォンずつ、計1000億ウォンの生産支障を引き起こしたと把握している。

    ルノーサムスン労組は基本給8.01%の定率引き上げなどを賃金交渉の条件に掲げている。 2016~2018年まで持続的に数千億ウォンずつ、毎年営業利益があがるだけ労働者に利益が配分されなければならないという主張だ。しかし使用者側は、今年からルノーサムスン釜山工場の生産量の半分(毎年10万台)を占める日産自動車「ローグ」の委託生産が中断され、後続の「XM3」の輸出ぶんもまだ確定されず、労組は苦痛を分担するべきだと対抗している状態だ。

    ルノーサムスン労組は低調なスト参加率を挽回するために、ゲリラストで効果を極大化する戦術を展開している。釜山工場の生産職労組員1800人のうちで、全面・部分ストの参加率は30%台に過ぎない。このことから、労組はストライキを当日告知して突然実施するとか、昼・夜間組の一括部分ストではなく、組当たりで2時間ずつストを行う方式で社側を苦しめている。

    同社の関係者は、「事前にストライキの指針を下すと会社側が未参加者を再編成してラインを稼動することができる」とし、「労組は会社に最大限の被害を与え、組合員がストライキに起因する給与の損失に反発するかと思って時間も調節している」と説明する。この関係者は「ゲリラストは全面ストよりも大きな損失を与えている」と付け加えた。

    労組は先月20日の夜間勤務組のストをはじめとし、年末と年初にかけての部分スト、ゲリラストを続けている。社側は労組がストをやめてこそ交渉を再開できるという強硬な態度だが、ゲリラストライキ戦略は悩みの種だ。

    ルノーサムスン労組は「2018年賃金団体協議交渉」の過程でもストライキを通じて2000億ウォンを超える損失をもたらしたことがある。 2018年10月から昨年の4月19日までに労組は62回、計250時間にわたって部分ストを行った。同社は当時、ストライキによる生産被害の規模を完成車1万4320台と集計した。金額で言えば2806億ウォンだ。
  • 毎日経済_イ・ジョンヒョク記者/パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-01-08 17:31:38