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EBSキャラクター「ペンス」…食品業界からラブコール

    • EBSのキャラクター「ペンス」が人気を得て、最近はファッション雑誌のグラビアを撮るなど身代が高騰している。 写真提供:ナイロンコリアSNSアカウント・EBS公式ホームページ




    自分が所属している会社の社長の名前をぞんざいに呼び、「金づる」扱いするペンギン。「たいへんなのに頑張れと言われると力が出ない」という明言を残し、サラリーマンの胸の内をスカッとさせてくれるペンギン。「サラリーマンのアイコン」として定着したEBSの公式キャラクター「ペンス」の人気が空の高さ知らずに高騰するなかで、食品業界でもペンスへのラブコールが続いている。

    10歳のペンギンキャラクターの身代も、トップスター級の広告出演料の水準にまで上昇したという分析もある。

    19日のピングレによると、同社は最近EBSが運営するYouTubeアカウント「ジャイアントペンTV」の製作陣と会談を持って、ペンスを広告に活用する方案を提示した。業界ではピングレがペンスのモデル交渉に成功したという話が出回った。ピングレの関係者は、「契約が成立するかどうかを論じる段階ではなく、ペンスをマーケティングに活用すればどうかという提案をした会談だった」とし、「契約が成された場合はヒット商品のスーパーコンの広告を撮るのではないだろうか」と語った。この席でピングレは先月、「スーパーコン・ダンスチャレンジ」にペンスが参加したことに感謝の意を伝えることもした。「スーパーコン・ダンスチャレンジ」は先月ピングレが進行したマーケティング行事で、スーパーコンの広告でソン・フンミン選手が披露したダンスを最も似せて踊った応募者に賞品を提供した。当時、ペンスは137位を記録して脱落したが、順位を確認して失望する映像を撮ってネチズンらの呼応を得ることもした。

    これ以外にもペンスに対する食品業界のラブコールは続いている。「パダココナッツ」を作るロッテ製菓、東遠マグロで有名な東遠グループもEBS側と接触したり、ペンスを活用したマーケティング活動を議論した。すべてペンスの好きな食べ物だと明らかにした製品だ。ロッテ製菓の関係者は、「ペンスがパダココナッツが好きだというので(広告などを)提案し、EBSの製作陣と接触したのは事実」だとしながらも、「もともとパダココナッツが広告をしていた商品ではないことなどが考慮されて、まだ決まったものない」と語った。東遠グループの関係者は、「内部でペンスを活用したマーケティングをしてみてはどうかという議論が行われたのは確かだ」と語った。他にも最近ある飲料メーカーがEBS側に同様の提案をしたことが分かった。

    ペンスに対する各企業のラブコールが続くにしたがって、業界ではペンスの身代もいっしょに上がっているだろうと分析する。業界の関係者は、「EBS側とある企業間で議論が交わされて、契約金額の規模はトップスターの広告出演料の水準である数億ウォン台だと聞いている」と語った。

    ペンスが食品業界から愛されるのは、ペンスに呼応する主な顧客層が20~30代の大学生・社会人だという点にある。製品サイクルが速くトレンドに敏感な食品業界の特性上、ほとんどの食品メーカーが狙う顧客層と重なるからだ。韓国教育放送EBSのキャラクターという点も、影響を及ぼしたものと見られる。広報業界の関係者は、「製品モデルを選ぶとき、モデルが持つイメージやモデルが事故を起こす可能性を綿密に検討する」とし、「モデルを選定する企業内の意思決定者が、ペンスがEBSのモデルだという点で安心しただろう」と分析した。

    ペンスがある企業の胸に抱かれることはまだないが、コンテンツが誕生するまでのプロセスは容易ではないだろうという分析も出ている。業界関係者は、「ペンスが商業目的で作られたキャラクターではないことから、作られるコンテンツが多少限定的でありうる」とし、「ペンスの通常の映像テーマとマーケティング活動の脈絡が一致しなければならない難しさがある」と説明した。ペンスのキャラクターが製品パッケージになるのか、ペンスのYouTubeチャンネルに製品が紹介されるのかなど、マーケティング方式についても業界の悩みは多いという声もある。

    ペンスは4月から放映され始めたEBS TV番組『ジャイアントペンTV』に登場するキャラクターだ。最高のクリエイターになるために、南極から泳いできた10歳のペンギンというコンセプトを持って番組を進めている。これまでの子供のキャラクターとは異なり、怒ったり嫉妬をするなど率直な姿を見せて人気を得始めた。
  • 毎日経済_カン・インソン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-11-19 18:03:24