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「品位のある彼女」ドラマ後半の名場面TOP3

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『品位のある彼女』がキム・ヒソン、キム・ソナの張り詰めた演技対決の中で放送終了まで2話を残すのみとなった。

    熱く愛されているJTBC金土ドラマ『品位のある彼女』が来る19日放送される20話を最後に放送が終了する。お茶の間の没頭を導いてきた後半部のベスト3場面を選んだ。

    ▶ 11話-キム・ヒソン「私はあの男と暮らすにはとても勿体ない」

    アン・テドン(キム・ヨンゴン扮)は会社が危機を迎えるや、もっとも信任する次男の嫁ウ・アジン(キム・ヒソン扮)を呼び出して事態を解決できる方案と業務を依頼した。

    しかしウ・アジンは夫アン・ジェソク(チョン・サンフン扮)との離婚を宣言し、会社の問題にはこれ以上介入する考えはないという意思を明かした。

    ウ・アジンはアン・ジェソクの株式持分をすべて与えると引き止めるアン・テドンの提案にもまったく揺らがなかった。「いいえ。私は私の価値を守りたいんです。私はあの男と生きるにはとても勿体ないです」と話してウ・アジンからは自分の所信を守る格好良い姉御のフォースが滲み出ており、見る人々はため息を吐いた。

    ▶ 16話-キム・ヒソンとキム・ソナの通話「看病人を探しています」

    アン・テドンはパク・ボクジャ(キム・ソナ扮)が贈与を受けた株式をすべて私募ファンドに渡して姿を消したという知らせに衝撃を受けて倒れた。それでも病室に訪れないパク・ボクジャにウ・アジンは電話をかけてカリスマある姿でアン・テドンの看病を提案、贖罪する機会を与えて暮らすの違う品位で雰囲気を圧倒した。

    先立って意識のないアン・テドンを見て複雑な心境を見せていたパク・ボクジャはウ・アジンの言葉に看病人の頃に使っていた方言を使って会話を続けた。「マティスとカンディンスキーを好きな人であれば嬉しい」と自分が初めて看病人として採用される当時にしていた言葉をウ・アジンを通じて再び聞くことになったパク・ボクジャの凄然とした涙は最後まで没頭度を高め、次の物語を期待させた。

    ▶ 17話-キム・ソナ「すべてを手にしたのに、どうしてひとつも堂々としていないの」

    自分が欲望していた通り望んでいた財力を得たパク・ボクジャは事業を起こして注文が入ってきた商品を忙しく準備しているウ・アジンの幸せそうに見える姿に視線を奪われた。これまで上流層で優雅な夫人として生きてきたウ・アジンがアン・ジェソクと離婚した後、すべてを失ったにもよらず変わらず輝く彼女を見て気づいたことがあった。

    「どうしてあの女はすべて失ったのにひとつも下がっていないの。どうして私はすべてを手にしたのにひとつも堂々としないの。どうして」とウ・アジンを羨望するように見つめるパク・ボクジャの繊細な表情変化と涙は注目を集めた。すべてを手に入れたが、なぜか焦りを持つ自分とウ・アジンを比較し彼女を支えていた品位は決して高い服とカバンではなかったことを知り悲惨さを感じた。

    この他にも毎瞬間が話題となり人気上昇街道を駆け抜けている『品位のある彼女』は、もどかしい状況を打ち破るサイダーのような魅力とキム・ヒソン、キム・ソナの独特なケミを盛り込んでいる。また歴代級風刺劇らしく我々社会の現実をひねる社会的メッセージを投げかけて視聴者の爆発的な反応を得ている状況だ。
  • スタートゥデイソン・ジョンウン記者/写真=JTBC放送画面キャプチャー | 入力 2017-08-16 08:48:40