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「キム秘書はいったい、なぜ?」6話 主導権がパク・ソジュンからパク・ミニョンへ…自己最高視聴率を更新

「キム秘書がなぜそうか」6話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

    パク・ソジュンとパク・ミニョンの関係が逆転し、ときめきから爽快な気分までを感じさせた。物足りなかった初めてのキスの後、パク・ミニョンに「駆け引きロマンス」の主導権がバトンタッチされたもの。

    これに『キム秘書はいったい、なぜ?』6話は自己最高視聴率を更新した。ケーブル、衛星、IPTVを統合した有料プラットフォーム全国世帯基準平均7.7%、最高9.2%を記録し、前話よりそれぞれ0.8%ポイントと1.1%ポイントが上昇し、地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位を占めた。またtvNのターゲットである20歳から49歳の視聴率は平均5.4%、最高6.4%で6話連続地上波含む全チャンネル同時間帯1位を守った。『キム秘書はいったい、なぜ?』は2桁台の視聴率突破の秒読みに入った。(全国世帯基準、有料プラットフォーム、ニールセンコリア提供)

    21日に韓国で放送されたtvN水木ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』(演出パク・ジュンファ、脚本ペク・ソンウ、チェ・ボリム)6話では、イ・ヨンジュン(パク・ソジュン扮)とキム・ミソ(パク・ミニョン扮)の甘い最初のデートが描かれた。イ・ヨンジュンにすべてを合わせてきたキム・ミソが主導権を握って普段からあこがれてきた休日を一緒に過ごした。イ・ヨンジュンもキム・ミソに配慮して尊重し、キム・ミソの生活に合わせるために努力する姿に視聴者たちはときめいた。

    待ちに待ったイ・ヨンジュンとキム・ミソの最初のキスが実現するかと思われた瞬間、イ・ヨンジュンがキム・ミソの椅子を押し飛ばす状況が起こった。これは、実際には決定的なキスの瞬間に出た椅子の音がイ・ヨンジュンの過去のトラウマを思い出させたからだった。しかし、このような事実を知らないキム・ミソは戸惑いと恥ずかしさから「私、明日は一日休みます」と堂々と退勤し、同時に休暇を宣言して笑いを誘った。

    キム・ミソは9年ぶりに自ら申請した休憩にもかかわらず遊ぶ方法が分からずにつまらないと感じていた。その瞬間、イ・ヨンジュンが突然登場したかと思うと「今日、一緒に遊ぼうか?」とデートの申請をした。最初のキスのミスを挽回する機会を与えてほしいとデートコースを準備してきたイ・ヨンジュン。これにキム・ミソは「今日は私の休暇なので私の思い通りに過ごします!絶対に副会長に合わせたりしません」とかわいい反発をした。

    キム・ミソが提案したデートは「市内バス旅行」。バスへの乗車が初めてだったイ・ヨンジュンは慌てたが、キム・ミソの提案をすべて受け入れて一緒に時間を過ごした。特に豚皮焼きのお店でイ・ヨンジュンは自ら豚皮を焼いてあげると、「どんな瞬間にも自分が最も大切で優先するべきだということを絶対に忘れるな」と家族のために犠牲になってきたキム・ミソのこれまでを心からなぐさめて感動を与えた。

    何よりも、2人の関係の変化が視聴者たちをときめかせた。ただ自己中心的に生きてきたイ・ヨンジュンとの9年間、イ・ヨンジュンに合わせてきたキム・ミソがお互いへの感情を自覚しながら変わり始めたもの。副会長と秘書という関係でつながっていた2人の関係も変わり始めた。キム・ミソを見つめて配慮するイ・ヨンジュンの姿と2人の関係で決定権を行使するキム・ミソの姿が視聴者にときめきと爽快さを感じさせた。

    イ・ヨンジュンとキム・ミソのロマンスに加え、スーツのジャケットのボタンの縁で始まったユミョングループのモテ男コ・グィナム(チャンソン扮)と新入秘書キム・ジア(ピョ・イェジン扮)の話がコミカルに描かれて笑いを誘った。1枚のジャケットを繰り返し来ていることをキム・ジアにバレたコ・グィナムはキム・ジアの一挙手一投足を監視し、「口封じ警告」を行って、これに当惑するキム・ジアの表情が爆笑を誘った。

    また、キム・ミソが再会を望んできた子供の頃の「お兄ちゃん」がイ・ヨンジュンとイ・ソンヨンのうちの一人であることが明らかになり謎が膨らんだ。キム・ミソは自分と一緒に誘拐されたと推測される「お兄ちゃん」がユミョングループの息子であることを知ることになり、当時4年生だったという点と、ケーブルタイにトラウマを持っていること、足首に深い傷があることなどを総合してイ・ヨンジュンだと確信した。会いたかった人と9年も一緒にいたと感じたキム・ミソは感激と切ない感情をイ・ヨンジュンに表わした。しかし、キム・ミソが探して来た「お兄ちゃん」がイ・ソンヨンだったと断言するイ・ヨンジュンの姿にキム・ミソは慌てた。

    あれほど探して来た「お兄ちゃん」を発見したキム・ミソ。しかし、イ・ヨンジュンとイ・ソンヨンの2人の兄弟の記憶が異なる点に釈然としない気持ちを感じた。このように、しきりに悪夢のような記憶が浮かぶイ・ヨンジュンと過去にイ・ヨンジュンが再開発地域に自分を捨ててきたと主張するイ・ソンヨン、そして2人の話に疑問を感じるキム・ミソまで、過去で絡んでいた3人の謎がさらに深まった。

    加えて6話のエンディングでキム・ミソは優れたスペックを持つ数多くの志願者たちのなかからイ・ヨンジュンの秘書として採用された理由を不思議に思った。するとイ・ヨンジュンは「ミソだったから。キム・ミソだったからだ」と切なくキム・ミソの名前を呼んでベールに包まれている2人の過去への好奇心を刺激した。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-06-22 08:35:47