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涙で謝罪のチョン・ジュニョンが拘束…V.Iゲート初の逮捕者に

    歌手チョン・ジュニョン(30)が最終的に拘束された。これによりチョン・ジュニョンはバーニングサン暴行事件から始まり、カカオトークのチャットルームの内容へと広がった「V.Iゲート」の最初の拘束芸能人という不名誉を抱くことになった。

    ソウル中央地方法院(地裁)イム・ミンソン令状担当部長判事は21日、チョン・ジュニョンの拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を開いた後、午後8時45分頃、拘束令状を発行した。留置場で拘束有無の決定を待っていたチョン・ジュニョンは拘束が決定されたことにより、すぐに拘置所に移送された。

    チョン・ジュニョンは性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)の疑いを受けている。イム部長判事は「被疑者が提出した重要な物的証拠の状態及びその内訳など犯行後の情況、現在までの捜査経過などを考えると証拠隠滅の恐れがあり、犯行の特性と被害者側の法益侵害の可能性がある」とし「被疑者の拘束理由とその相当性が認められる」と令状の理由を明らかにした。拘束されたチョン・ジュニョンは検察に事件が送致されるまで鍾路警察署の留置場に滞在し、警察の調査を受けることになる。

    この日の午前9時30分頃、令状実質審査を受けるためソウル市瑞草洞にある中央地方法院(裁判所)に出席したチョン・ジュニョンは取材陣の前であらかじめ準備してきた謝罪文を読み上げながら涙を流した。彼は「許されない犯罪を犯した。私のすべての容疑を今日、拘束令状実質審査で(法理的に)争わず、法院の判断に従う」とし「私により苦しみを受けた被害者の女性の方々。事実と異なり何の根拠もなく非難されて2次被害を被った女性の方々、これまで私に関心と愛情を示してくれたすべての方々にもう一度謝罪申し上げる」と明らかにした。

    バーニングサン暴行事件から始まった「V.Iゲート」にチョン・ジュニョンの名前が登場し始めたのは11日のSBS「8ニュース」の報道からだった。報道によるとチョン・ジュニョンは2015年末、彼の友人のキムさんに女性とのわいせつ行為を盗撮して動画を共有した。他の友人にも共有しており、同時期にルームサロンの女性従業員との物理的な接触動画も共有した。SBSは「被害女性が10人にのぼることを確認した」と伝えた。この事実が知られると波紋が広がり、チョン・ジュニョンは自らと関連したすべての容疑を認め、活動休止を宣言した。

    以降、警察の調査が行われた。警察は12日、チョン・ジュニョンを性暴行処罰法違反(カメラ等利用撮影)の疑いで立件したことに続き、14日午前に彼は被疑者の身分で呼び出され21時間、徹夜での取り調べが行われた。

    15日、チョン・ジュニョンの住居を家宅捜索した警察は17日に再び徹夜での取り調べを行った。18日、警察はチョン・ジュニョンに対して拘束令状を申請し、21日の法院での令状審査結果、最終的に拘束された。

    チョン・ジュニョンとチョン・ジュニョンと同じカカオトークのチャットルームにいながら違法に盗撮された動画を流布した疑いを受けているクラブバーニングサンの従業員のAも一緒に拘束された。一方、クラブバーニングサンの暴行事件の当事者である理事Bと別の加害者として知られている警備員Cの令状は棄却された。
  • 毎日経済 スタートゥデイ イ・ダギョム記者 | 入力 2019-03-22 08:17:17