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キム・ジェジュン「メンバーは互いを信じ尊敬しているからアドバイスはしない」

映画「コードネーム:ジャッカル」 

    グループJYJキム・ジェジュン(26)のスクリーンデビュー作「コードネーム:ジャッカル」(監督ペ・ヒョンジュン)。韓流トップスターに選ばれる彼の初主演作品であるが興行成績はあまり良くない。まだ進む道は遠い。先日15日公開、累積観客が18万人だ。期待が大きかっただろうが失望せずに明るく笑う。

    「残念ではありますが大丈夫です。一杯目で満腹にはなれないじゃないですか。本当に素晴らしい俳優の方も失敗もするし、成功もするので。映画界に足を踏み入れたこと自体がありがたいことです。今回の映画を通じて他の作品もやってみたいという欲を持つようになりました」。

    「コードネーム:ジャッカル」は伝説のキラーボン・ミンジョン(ソン・ジヒョ扮)が最高の人気スターのチェ・ヒョン(キム・ジェジュン扮)を拉致することになって繰り広げられるエピソードを描いた。キム・ジェジュンは女心を掴む最高のスターであるがキラーに拉致されてスターではない、イミテーション歌手であるフリをするため努力する。その過程で卑屈になる。無様な姿は基本で頭が散乱したりもする。拉致されて服1着ですごさねばならず非常にみすぼらしいことは基本だ。 コミカルに変わって笑いを与える。

    キム・ジェジュンは壊れることについて負担もなく心配もない。「作られたビジュアルが好きな方もいるので『その人たちの気持ちに害を与えないか』と心配にもなりましたが、こんな姿を好いてくださる方もいる」とし「意図したものはしっかり撮れたと思う」と笑った。ただし「主演だったので感じる緊張感と圧迫感があった」と打ち明けた。

    「私は興行のことを考えて作品に入ったりはしません。どうすれば歌手キム・ジェジュンが演技者になって俳優の間で水が流れるように自然と調和できるかを悩みます。新しく挑戦する姿もお見せしたいとも思います。ドラマ『ボスを守れ』『Dr.JIN』でのように、です」。

    キム・ジェジュンが所属するJYJは国内はもちろん、海外でも人気が凄い。昨年から今年初めまで全世界15都市にてワールドツアーを進行、総21万人のファンたちを動員した。JYJがなぜ人気があるのかを考えたことはあるだろうか。

    「私たちは自由ではないじゃないですか。公平でもないフェンスの中でずっと何かをしようと努力しています。そんな過程を残念に見て、さらに助けようとする方もいるようです。ファンたちに表現する窓口が多くなければいけないのに僕らは少ないです。けれど集中しています。表現する場所が公演会場以外にないじゃないですか?だから他の方たちが『人気があるんだな』と考えるんでしょう」(笑)

    JYJは東方神起を出ながらSMエンターテイメントと退屈な戦いを継続している。地上波はもちろんケーブル放送も出演制裁を受けている。キム・ジェジュンは「紆余曲折の波動に乗っているようだ」と表現した。特級新人として登場してものすごい人気を集めて底辺を経験し、再びヒットして上りあげた。彼は「そんな経験が良いようだ」とし「10年後の未来が期待される」と話した。

    少しだけ時計を戻して練習生時代を尋ねた。「コードネーム:ジャッカル」にてキラーはトップスターが無名なカラオケ歌手として苦労した時代に出会い捨てられた女性の依頼を受けてトップスターを拉致したが、練習生時代に似たような恋愛経験があったのか気になった。

    キム・ジェジュンは「多くの方が練習生時代は大変な時間を過ごす。私も練習生時代が大変だったがそのときに好きだった人、付き合っていた人がいた。けれどその時間がとても大変で別れねばならなかった」と回想した。「若いときに4年8ヶ月ほど出会ったが私の夢のためにソウルに来ることになって別れることになった」とし「『東方神起』でデビューしてからも連絡しました。けれどその友人が『連絡したら駄目だと思う』と先に言ったんです」と話した。

    「正直に、ただ友人としてでも過ごそうとしたがその友人はそうは過ごせなかったようです。でもその友人は私の思い出の中の人物なのでいつまでもずっと記憶すると思います」(笑)

    キム・ジェジュンはまた「初めてオーディションに受かったときは歌が上手いほうではなかった。ジュンスが生き証人」だと笑い「金がなかったから会社があった狎鴎亭から乙支路までよく歩いて通ったがCDプレイヤーをずっと繰り返し聞いて口ずさんだことが今の私をいさせてくれるのに助けとなったようだ」と話した。

    JYJは時間が経過して歌手活動と共に演技領域も広がっている。パク・ユチョンはTVドラマ、キム・ジュンスはミュージカルで名前を知らせた。キム・ジェジュンは今回の作品を通じて映画界に名前を知らせたが、他のメンバーたちの人気とは違って残念だ。メンバーたちが羨ましくないだろうか。またメンバーたちは互いにどんなアドバイスをするのか。

    「メンバーたちが羨ましくはないです。私は私自身に対して厳しい方ですが、遠くから見れば今の過程が私には助けとなるようです。また私たちは互いを尊重し尊敬してくれます。アドバイスもしてくれません。互いの能力を信じいるんです。私たちは全員欲がなく気楽に生きる人人ではないということを知っています。『あいつが欲を持てば当然しっかりやるだろう!』と考え、本人もさらに一生懸命やろうとしますよ」(笑)

    いつの間にか来年になればデビュー10年となる。キム・ジェジュンは「10年前に10年後を考えたことがないが、今も10年後にはこのままやりたい事をして生きていると思います」と話した。彼は笑い話で「幸いに10年前と比べて私をはじめとしてジュンス、ユチョンがどっと老けていなくてよかった」と話して爆笑した。
  • スタートゥデイ_チン・ヒョンチョル記者/写真=カン・ヨングク記者 | 入力 2012-11-23 08:56:00