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ク・ハラとチャ・ジョンボムが鋭く対立 「核心は脅迫」vs「同意得て撮影」

    グループKARA出身の歌手ク・ハラ(28)が元恋人チェ・ジョンボム(28)の傷害容疑と関連した3次公判に証人として出席した中で、鋭い対立が続いた。

    18日午後、ソウル中央地方法院(地裁)刑事20単独(部長判事オ・ドクシク)は性暴行犯罪処罰などに関する特例法違反や傷害、脅迫、強要の疑いを受けているチェ
    ・ジョンボムの第3次公判を開き、ク・ハラをはじめとする証人3人の証人尋問を行った。

    この日、チェ・ジョンボムは公判時間直前に黒いスーツを着て裁判所に出席した。彼は「ク・ハラが証言者として今日出席するが心境は」と尋ねると何も言わずに沈黙で一貫して法廷に入った。

    ク・ハラは証人保護を申請、自分を待っていた取材陣を避けて裁判所の徹底した保安の中で密かに証人として出頭した。裁判部はク・ハラの非公開要請を受けて非公開証人尋問を行った。3時45分頃に始まった証人尋問は5時50分頃に終わった。

    証人尋問が終わった後、チェ・ジョンボムは「映像撮影などはすべてク・ハラの同意を得たもの」とし「服を着ていたし、裸だったのは私」と明らかにした。続いて「流布する目的はなかった」と重ねて法廷で主張した。

    これに対してク・ハラ側は「チェ・ジョンボムのわいせつ行為動画の描写は厳然たる2次加害」とし「その映像がわいせつ行為の動画であることも明らかだ。内容が重要なのではなく、事件の核心は脅迫」であることを重ねて強調した。

    裁判部は映像を確認して、25日の弁論を終結することを決定した。

    チェ・ジョンボムは昨年9月13日午前1時頃、ソウル市江南区論峴洞にあるク・ハラの自宅でク・ハラと争う過程でク・ハラに傷害を負わせ、ク・ハラと撮ったわいせつ動画を流布すると脅迫した疑いを受けている。

    ソウル中央地方検察庁の女性児童犯罪調査部(部長検事パク・ウンジョン)は1月末、チェ・ジョンボムに対して性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等利用撮影)や脅迫、傷害、強要、財物損壊などを適用して在宅起訴し、傷害の疑いで送検されたク・ハラには起訴猶予処分を下した。

    チェ・ジョンボムは4月18日に開かれた1次公判で傷害と脅迫の疑いを否定した。損壊の疑いのみ容疑を認めた。

    当初、検察は2次公判にク・ハラとク・ハラの同居人、芸能界関係者の知人などを証人として申請した。しかし、公判を4日後に控えた5月26日、ク・ハラが極端な選択を試みて病院に運ばれク・ハラの証人出席が見送られていた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 | 入力 2019-07-19 11:29:15