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芸能事務所代表、不倫相手の夫に訴えられ敗訴 2000万ウォン賠償命令

    韓国コスダック上場企業であるD社の代表Aが慰謝料請求訴訟で敗訴したとディスパッチが報じた。元女優Bとの不倫行為がBさんの夫婦関係の破綻要因として作用したというもの。

    10日、芸能メディアのディスパッチによるとソウル家庭裁判所は9月の損害賠償(離婚)請求の訴えに対して「被告(D社代表)AはBの夫に2000万ウォンを支給せよ」と判決を下した。女優Bは2013年にヒットしたノワール映画に脇役として出演しており、2015年に会社員と結婚して娘を産んだ。

    ディスパッチは「しかし、団欒としていた家庭は長くは続かなかった。Bがコスダック上場企業の代表Aと不適切な関係を維持したもの」とし「ポルシェのパナメーラをプレゼントとして受けとり、VIP用のクレジットカードをもらって使用した。2人で一緒に2~3回海外に行ってきたという情況もある。昨年10月27日と29日には並んで中国に行った。フライトと出入国の日付が重なる」と伝えた。

    2人の不倫を知ったBの夫はAを訪ねていき「これ以上は会うな」と警告し、妻Bは「二度と連絡をしない」という約束もした。しかし、2人の出会いはその後も続き最終的にBさんは昨年7月に子供(2歳と4歳)を置いて家を出て、夫を相手に離婚調停を申請したとディスパッチは付け加えた。

    ソウル家庭裁判所は「Aは(Bに)配偶者がいると知りながら不正な行為をしたと認められる」とし「これにより婚姻関係が破綻につながったと判断するのが相当だ」と判断すると、このように宣告した。

    A代表は「Bが(夫と)別居をしており離婚手続きを進めている言っていた」とし「Bの言葉を信じて交際を始めた。なので間違いを認めることができない」と反論した。

    しかし、裁判所は「まだ離婚が成立しておらず、法律上の婚姻が維持されていることを知っていたのだから故意があったと考えられる」とAの主張を一蹴した後、「Aは原告(Bの夫)に慰謝料2000万ウォンを賠償せよ」と判決した。

    量刑はB夫婦の婚姻期間及び家族関係、不正行為の程度などが考慮されたものだ。

    Aさんは裁判の結果に不服だとして来る13日に弁論期日が開かれる。

    一方、元女優Bには離婚訴訟で婚姻破綻の責任を負って1000万ウォンを賠償するよう判決が下された。Bは性売買斡旋容疑でも訴えられていたが証拠不足で有罪判決を逃れた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ソン・ジョンウン記者 | 入力 2019-12-10 10:47:49