エンタメ > 総合
企業広報に活躍するKポップスターたち
SMエンターの「Kポップアベンジャーズ」SuperMは、大韓航空のグローバルアンバサダーとして活動中だ。 写真提供＝大韓航空
グローバル企業のサムスン電子は最近、世界的ボーイグループ「防弾少年団（BTS）」と公式パートナーシップを締結した。現代美術を通じて防弾少年団の音楽哲学を解きほぐす「コネクトBTS」への後援がその始まりだ。サムスン電子は、今回のコラボレーションは単純なモデル契約を超えると強調する。一部ではBTSのブランドを活用した、スペシャル製品の発売も取りざたされている。
大韓航空機内の安全上の注意の説明映像には、SMエンターテイメントの「Kポップアベンジャーズ」SuperMの歌が流れてくる。メンバーが歌を歌って踊りながら、乗客に機内で守らなければならない安全上の注意を親切に説明する。大韓航空側は硬くてつまらない安全映像の固定観念から脱皮するために、「Kポップ」アイドルを活用した映像を作ったわけだ。
国内のグローバル各企業の「Kポップ」アイドルを活用した広告・マーケティングが弾みを得ている。 Kポップが世界的に人気を得ながら、これにともなう広告宣伝効果も大きくなる。化粧品・飲食などの既存の「軽薄短小」広報のモデルとして活動したこれまでとは異なり、携帯電話や自動車などの主力輸出産業にまで拡張するすがただ。
防弾少年団はすでにグローバル企業の「交渉1順位」になった。現代自動車は大型スポーツ用多目的車（SUV）「パリセード」をローンチし、防弾少年団をグローバル広報大使に選んだ。英ロンドンの中心部であるピカデリーサーカスに防弾少年団のイメージを公開して、現代自動車のモデルとブランドを自然に溶かす方向で進められた。
現代自動車はまた、水素電気自動車「NEXO（ネクソ）」のマーケティングにBTSを活用した。去る1月に米国グラミー賞に参加したBTSはネクソに乗って登場し、現地メディアの注目を浴びた。水素電気自動車ネクソは防弾少年団の清潔で健康的なイメージと重なり、グローバル市場で再び存在感を誇示した。起亜自動車もガールグループBLACKPINKをモデルに起用した。- 毎日経済＿カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-02-21 17:10:36
