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「新盆唐線」延長…三松からソウル都心までの移動時間20分台に

「新盆唐線」の西北部延伸を推進…東氷倉~三松(高陽)20キロ 

    • < 三松まで延長される新盆唐線 >

    新盆唐(シンプンダン)線がソウル市の東氷倉(トンビンゴ)から高揚(コヤン)市の三松(サムソン)新都市まで拡張接続される。富川市の遠宗(ウォンジョン)と弘大入口をつなぐ西部地域広域鉄道も、新たにつながる見通しだ。

    13日、セヌリ党と国土交通部によると、この日午前に国会で開かれた政府与党の懇談会で、国土部は首都圏西北部地域へのアクセスを改善するために、新盆唐線の西北部延長事業を「第3次国家鉄道網構築計画」に反映すると明らかにした。国家鉄道網構築計画は、来年から2025年までに新設・補修する鉄道路線を網羅する鉄道マスタープランだ。

    この事業は、既に事業案が確定した新盆唐線の江南~龍山都心延長区間から分岐して、東氷庫から高揚市の三松新都市を結ぶ案だ。総延長は19.6キロで、このうち8.1キロは新設路線で、残りの11.5キロは一山(イルサン)と三松をつなぐ首都圏広域急行鉄道(GTX)のA路線を一部使用することにした。これによって国土部は、総事業費は当初見積もりの2兆2472億ウォンから半分ほどに減った1兆2119億ウォン程度がかかると予想した。

    国土部の高位関係者は、「GTX A路線と新盆唐線西北部の延長路線を造成して共用する場合に経済性があると判断され、事業を推進する予定」だとし、「すでに新盆唐線西北部の延長事業を考慮した、GTX A路線の民間推進事業計画の妥当性検討を、昨年の11月17日に韓国開発研究院(KDI)に依頼した」と明らかにした。続けて「しかし、まだ企画財政部や環境部などの関係部処との協議が行われていないだけに、最終的に確定した案ではない」と付け加えた。新盆唐線が東氷庫から三松までつながった場合、三松からソウル都心までの移動時間は20分台に短縮される見込みだ。しかし、まだ路線や駅舎の数、開通時点をはじめとする詳細な事業計画は未定だ。

    さらに、新盆唐線の龍山~江南区間が着工されていないだけに、基本計画に含まれたとしても、新盆唐線の北西部路線が実際に開通するまでには相当時間がかかるだろうという見通しだ。国土部は2014年末、ソウル市が提出した新盆唐線事業計画をもとに、具体的なルートを検討していることが分かった。

    これとあわせて、富川市の遠宗(ウォンジョン)と弘大入口をつなぐ西部地域広域鉄道路線も国家計画に含めることにした。

    セヌリ党の金聖泰(キム・ソンテ)議員は、「党政協議の結果、国土部側が富川・遠宗と弘大入口をつなぐ広域鉄道事業に対して関係機関の意見調整や住民公聴会を経て、上半期中に通知するという立場を明らかにした」とした。

    遠宗~弘大入口間の広域鉄道は、富川市の遠宗と古康(コガン)、ソウル市の新月(シヌウォル)と禾谷(ファゴク)をはじめとする江西地域を経て弘大入口駅まで接続する総延長17.3キロの事業で、総事業費は1兆3288億ウォンと予想される。ソウル市によると、広域鉄道が開通すれば富川からソウル市庁まで、1時間以上かかっていた現在の所要時間が40分台に縮まる見込みだ。

    国土部はこのような内容が含まれる「第3次国家鉄道網構築計画」の草案を、今月末に確定した時点で公聴会を開いて内容を公開する予定だ。すでに国土部は交通研究院など4つの研究機関から、昨年10月に依頼した研究結果の報告を受けた。それ以後、国土部は個々の地方自治団体が提案した112件の事業と、「第2次国家鉄道網構築計画」に反映されたが推進されなかった25件の事業を対象に、最終的な事業選定作業を進めている。

    国土部の関係者は、「現在の経済性と地域発展の効果を含め、用役研究の結果を総合して補完中」だと説明した。
  • 毎日経済_チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-13 22:04:05