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チェ・ヘジン「セリ先輩やインビ先輩のように」…目標は殿堂入り
- ■ 全米女子オープン準優勝チェ・ヘジンが「錦衣還郷」
18日未明の仁川空港。 「国家代表チェ・ヘジン 全米女子オープン準優勝」というプラカードの下に、「KOREA」が鮮明に刻まれた韓国ゴルフ代表ユニフォームを着たチェ・ヘジン（18・鶴山女子高）が姿を現した。
入国場を埋め尽くした取材陣と拍手を送るファンの姿にしばらく戸惑った表情を見せたチェ・ヘジンは、すぐに10代の少女のいきいきとした笑顔を取り戻した。
チェ・ヘジンは前日、米国ニュージャージー州ベッドミンスターのトランプナショナルゴルフクラブで幕を下ろした全米女子オープンで、ドナルド・トランプ米国大統領とともに「シーンスティラー（助演だが主演以上の関心を集めた人）」になった。チェ・ヘジンは大会最終日の15番ホールまで首位を走り、この大会50年ぶりであり史上2番目の「アマチュア優勝」を目前にした。
しかし16番ホールでティーショットが水に落ち、2打を失って残念ながら単独2位で競技を終えた。
明るい姿で記者の前に立っチェ・ヘジンは「事は打った瞬間に落ちた気がした」とし、「共同首位という事実を知っていたのに、ミスショットを出した」と当時の状況を振り返った。
くやしさはなかったのだろうか。当然あった。チェ・ヘジンは「飛行機に乗って、最初は眠たくてそれどころではなかった。しかし16番ホールがしょっちゅう思い出されて、以後は眠れなかった」と語った後「もう一度打ってみたいと思いもした」と率直に気持ちを表わした。
当時の状況についてキャディーのソ・ジョンオ氏は、「もともと8番アイアンで打ってもいい距離だったが、逆風が吹いて7番アイアンを握った。ところがあまりにもソフトに打ってしまって…距離が延びなかった」と悔しさを隠さなかった。
惜しい点は16番ホールだけではない。アマチュアのチェ・ヘジンは賞金を受けとれない。今回の大会準優勝賞金は約6億9000万ウォンに達した。賞金に対する質問に対して、「賞金について残念だと思うのではなく、良い経験をしたことに意味を置きたい」と述べたチェ・ヘジンは、その後に「率直に言って、龍平リゾートオープンでは賞金はべつに気にもしなかったが、今回の大会は帰国する空港で賞金分配表を見たとたん金額が大きいなあと思った後に心が軽く揺れもした」と明るい笑顔を見せた。
チェ・ヘジンがもしプロゴルファーだったら、先月のKLPGAツアー龍平リゾートオープン優勝と今大会の準優勝賞金で8億ウォンを稼ぐことができた。
良い成績とともにチェ・ヘジンがメジャー大会の重圧を勝ち抜くことができるポイントがあった。まさに熱烈な応援だ。チェ・ヘジンは「いつも固定ファンがいるプロゴルファーがうらやましかったが、今回は私もそんな応援を受けた。本当に気持ちよく、戦慄が感じられたほどだ」と説明した。
「恐ろしいアマチュアゴルファー」チェ・ヘジンの日程が気になった。チェ・ヘジンは来月18日から開催されるボグナーMBN女子オープンに出場した後、プロに転向する予定だ。 「韓国女子ゴルフの未来」に選ばれるチェ・ヘジンは期待通りの抱負を示した。チェ・ヘジンは「KLPGAとLPGAを経て、朴セリやパク・インビ先輩のように殿堂入りになる選手になりたい」と心を堅くした。
このためにチェ・ヘジンは「今月末から始まる代表合宿で、足りない部分を補完する予定」だと述べた後、「これからLPGAツアーに進出するには体力が重要だということを感じ、グリーン周りのショートゲームや、トラブルショットの練習ももっとしなければならない」と冷静な分析を欠かさなかった。
技量とスター性をすべて認められたチェ・ヘジン。当然、ゴルフ界の関心は彼女の「ギャラ」に集まっている。国内有数の大企業や金融企業など、複数がチェ・ヘジンに連絡をしようとしていると伝えられた。
業界では「2014年にロッテと契約したキム・ヒョジュと比較されるほどの最高の商品性を認められている」という言葉が出ているほどだ。 - 毎日経済 チョ・ヒョソン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-07-18 17:44:28
