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ペンス副大とキム第1副部長…会談2時間前に取り消し
- 平昌冬季オリンピックを契機に北・米の高位級会談が予定されたが、北韓（北朝鮮）側が会談の直前にこれを取り消したことで霧散したことが明らかになった。
20日（現地時間）、マイク・ペンス米国副大統領の事務関係者の話を引用したワシントンポスト（WP）の報道によると、オリンピック開会式に出席するために訪韓したペンス副大統領と、金与正北韓労働党第1副部長を含む北韓代表団の間で会談が10日に予定されていたが、会談の2時間前に北韓側がこれを一方的に取り消した。
「天安艦記念館」訪問や脱北者との会合など、ペンス副大統領の対北圧迫メッセージが会談中止の背景になったものと思われる。ホワイトハウスとペンス副大統領室などの説明を総合すると、今回の会談は10日午後に青瓦台で行われる予定だった。
韓国政府の関係者は会談に参席しない計画であったし、青瓦台は双方の安全要求を受け入れて、中立的な会談場所を提供することにしたと伝えられた。
最初の北・米会談の調整が不発に終わっただけに、北韓は今月23～26日に予定されたイヴァンカ・トランプ ホワイトハウス上級顧問の訪韓を最大限に活用するだろうという見通しが出されている。一部では、イヴァンカ氏と金与正氏の面談の可能性も提起されている。
一方、文在寅（ムン・ヂェイン）大統領の統一外交安保特別補佐官である文正仁（ムン・ジョンイン）延世大特任名誉教授は20日、民主平和統一諮問会議サンフランシスコ支部の主催で開かれた特別講演で、「4月1日から予定されている韓・米連合軍事訓練はそのまま行われるだろう」と語った。 - 毎日経済＿ワシントン＝イ・ジョンミン特派員／シリコンバレー＝ソン・ヂェグォン特派員 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-02-21 22:16:02
