記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > 総合

韓、11月の輸出入物価がすべて下落

為替レート下落の影響 

    • 輸出物価指数の騰落(資料提供=韓国銀行)


    • 輸入物価指数の騰落(資料提供=韓国銀行)


    先月の輸出入物価はウォン・ドルの為替レートなどの影響ですべて下落を示した。

    輸出物価上昇は企業の採算性に肯定的な影響を与えるが、逆の場合は否定的な要因として作用する。輸入物価が上がれば国内物価の上昇要因に、その反対であれば低下要因として作用する。

    韓国銀行が13日に発表した「2019年11月の輸出入物価指数」を見ると先月の輸出物価指数(2015年100)は97.11で、前月に比べて1.8%減となり3カ月連続で下落した。1年前と比較したときの輸出物価は6.2%減で、6ヶ月連続で下落した。

    韓国銀行は「ウォン・ドルの為替レートが下落した中で、化学製品とコンピュータや電子および光学機器などを中心に輸出物価の下落を導いた」と説明した。先月のウォン・ドルの平均為替レートは1167.45ウォンで、前月比で1.4%下落した。

    品目別にみると、農林水産品が前月比で1.4%下落した。工業製品は化学製品とコンピュータ、エレクトロニクス、光学機器などが前月比で1.8%下落した。細部品目別にみると、主力の半導体輸出品目であるDRAMの輸出物価は前月比で1.7%下げた。

    先月の輸入物価指数は107.10で、国際原油価格の上昇にもかかわらずウォン・ドル為替レートなどの影響に起因して、前月に比べて1.0%下げた。これは3カ月連続の下落で、前年同月と比較すると2.1%を落ちており、6ヶ月めの下落を続けた。

    先月のドバイ原油の平均価格はバレル当たり66.99ドルで前月比で4.4%上昇した。

    品目別では原材料は鉱産品が上がり、前月比で0.1%上昇した。中間財は第1次金属製品と化学製品などが前月比で1.6%下落した。資本財や消費財は前月比で1.4%と0.8%下落した。
  • 毎日経済デジタルニュース局_チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-12-13 06:20:03