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韓バイオニア社…「武漢肺炎」診断キット供給予定

  • 診断キット専門企業のバイオニア(BIONEER CORPORATION)は、政府に「新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)」の診断キットの試作品を供給する予定であることを確認した。

    29日の関連業界によると、疾病管理本部は前日に新型コロナウイルスの遺伝子検査試薬の緊急使用に対する承認のための評価申請公告を出した。緊急使用制度とは、正式な許可なしに遺伝子検査試薬を一時的に使用することを承認することだ。過去に「マーズ(MERS/中東呼吸器症候群)」と「ジカウイルス(Zika virus)事態」の時と同様に緊急使用制度の発動可能性が高まったわけだが、業界では技術的に4週間以内にキットの生産まで可能としている。

    これに先立ち、疾病管理本部は新型コロナウイルス診断製品の需給を確保するための緊急会議を進め、迅速な診断キットの開発も議論した。バイオニアはこの緊急会議に出席し、早期に診断キットの試作品を開発して疾病管理本部に供給する予定だ。

    バイオニアの関係者は、「プロトタイプの診断キットを作成し提出してほしいという疾病管理本部のニーズに合わせて対応している」とし、「供給時期は疾病管理本部のスケジュールに応じて異なるが、当社は早期に製品が発売できるように努力している」と語った。

    一方でこの日、NH投資証券のク・ワンソン研究員は「今回の武漢肺炎事態でワクチンや治療剤の開発会社よりも診断メーカーが最初に恩恵を得るだろうと期待する」とし、「今回の事態の恩恵者としてバイオニアなどに注目することをお勧めするが、2009年の新型インフルエンザ事態の時に診断キットを開発したバイオニアの売上げと営業利益が大きく増加した事例に注目する必要がある」と分析した。
  • 毎日経済デジタルニュース局_キム・ギョンテク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-01-29 15:10:10