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李明博もと大統領、懲役17年確定…来月2日に再収監


    会社の資金を横領し、サムスンなどから巨額の賄賂を得た容疑で裁判に渡された李明博(イ・ミョンバク、写真)前大統領に懲役17年が確定した。これによって去る2月に控訴審直後の裁判所の拘束執行停止決定で釈放された李前大統領は再び収監される予定だ。

    29日、最高裁2部(主審パク・サンオク最高裁判事)は特定犯罪加重処罰法上の賄賂などで起訴された李前大統領の上告審で、懲役17年と罰金130億ウォンそして追徴金57億8000万ウォンを宣告した原審を確定した。

    裁判所は「横領ないし賄賂事実認定と関連した原審結論に誤りはない」とし、前大統領側と検事上告をすべて棄却した。 1・2審と同様に自動車部品メーカーのダス(DAS)実所有主は李前大統領だと認めたものだ。これによって10年をこえて続いてきたダスの実所有者議論は終止符を打つことになった。

    2審の裁判部の保釈取消決定に不服だとし、李前大統領側が再抗告した事件についても、大法院(最高裁)は「保釈取消し決定に対する再抗告には、拘束執行を停止する効力はない」と棄却した。

    実刑が確定し、李前大統領は来月2日にソウル東部拘置所に再収監される予定だ。大検はこの日「李前大統領に対する執行嘱託がきて、(李前大統領側の)延期申請も入って規定にしたがって、3日の範囲内で月曜日(11月2日)執行することにした」と明らかにした。李前大統領はすでに1年ほどを拘置所で収監生活をしたために、残りの刑は16年だ。

    一方で李前大統領はこの日の刑が確定した後、立場文を出して「法治が崩れた。大法院は公正でも正義でもなかった」と強い不満を示した。
  • 毎日経済_ホン・ヘジン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-10-29 17:52:18