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テクノロジー > 健康・医学

超微細粉塵よりも危険なスプレー…肺健康の脅威に

    加湿器殺菌剤事態で有害な化学物質が呼吸器を通じて吸収されると、人体にどれだけ有害なものなのか実感しただろう。

    実際にスプレータイプの生活化学製品で噴射される微細物質が、呼吸器にとって有害だという韓国の研究結果が発表された。

    髪の手入れをするとき、ヘアスプレーを使用する。美容室はもちろん、一般家庭でも多く使用されるだろう。

    光州東川洞のキム・ソナさんは「ヘアスプレーを多く使用するが、体に有害だという考えは…」と話した。

    スプレータイプの生活製品は家具洗浄、エアコン消臭剤など多様だ。

    このようなスプレータイプの製品には、髪の毛の太さの約10万分の1、超微細粉塵よりも小さいナノ物質が入っている。

    ところがスプレータイプの製品から噴射される微細ナノ物質は、呼吸器に深く浸透して人体に有害である可能性があるという研究結果が出た。

    化学物質は空気を通じて呼吸器はもちろん、血管にまで浸透することがあるという。

    ソウル大学保健大学院のユン・チュンシク教授によると、「小さな粒子が肺胞に入ると、粒子の種類に関係なく、肺胞の繊維化や気管支の炎症を引き起こす悪い影響がある」と伝えた。

    近い距離から圧縮型スプレーを噴射するのは、より危険だ。

    一方でこのような噴霧形の製品は、圧縮型スプレー製品よりも大きくて重い粒子が入っており、呼吸器にさらされる危険は比較的低いことが分かった。

    研究チームは、幼児や子供は圧縮型スプレータイプの製品の使用を控えることを勧告した。

    また成人も、換気の良い場所で遠く離れて噴射することで、呼吸器への露出を最小限に抑えることができると忠告した。
  • MBNニュース アン・ジヌ記者 / 写真=MBN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-01 07:56:00