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韓国製ボトックス製品、米市場に初参入

大熊製薬「ナボタ」をFDAが承認 

    • 大熊製薬「ナボタ」


    国産ボトックス製品が米国市場に初めて進出する。

    2日の大熊(テウン)製薬によると、大熊製薬のボツリヌストキシン製剤「ナボタ」(米国商品名Jeuveau)が米国食品医薬品局(FDA)から品目許可を受けた。国産のボツリヌストキシン製剤が米国で販売許可を受けたのは今回が初めてだ。「ボトックス(Botox)」と呼ばれるボツリヌストキシン製剤は美容整形手術に主に使われるバイオ医薬品だ。

    「ナボタ」は大熊製薬が去る2014年に国内発売したボツリヌストキシン製剤で、眉間や目もとのしわの改善用として許可を受けた。大熊製薬は今年の春から米国でもボタの販売に乗り出す計画だ。米国製品名は「Jeuveau」だ。米国のボツリヌストキシン製剤市場は世界最大規模で、年間2兆ウォン規模を超えると推定されている。

    現在、米国では米アラガン社製「ボトックス(Botox)」、英イプセン社製「 Dysport(ディスポート)」、独メルツ社製「ゼオミン(Xeomin)」など3社がボツリヌストキシン製剤を販売している。このうちアラガン社が市場全体の70%以上を寡占している。大熊製薬のチョン・スンホ社長は「ナボタのFDAによる承認で品質安全・有効性が立証された」と強調した。

    現在、ナボタは米国を含めてカナダ・欧州・豪州・中南米・中東など世界80カ国と販売契約を締結しており、今回のFDAの承認で16カ国で販売許可を取得することになった。大熊製薬は欧州医薬品庁(EMA)にもナボタんの販売許可を申請した状態であり、結果を待っている。
  • 毎日経済_ソ・ヂヌ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-02-03 18:34:25