非常に、非常に難しいことでしょう。しかし不可能ではありません。

世界のどのギャンブルサイトを検索してみても、両国のサッカーチームの優勝の可能性や、ベスト16進出の可能性をゼロにしていているところはありません。

韓国の優勝の可能性についてギャンブラーの評価は厳しいです。今まで見せてきた実力がそうさせるのでしょうから、薄情だと責めることもできないものです。悪い点数ではありますが、出場した国の中でびりはなく最も悪い得点を与えたところも500分の1です。 300分の1で評価したところもあります。1万ウォンを賭けると500万ウォンが当たるということなので、宝くじに当たる確率や配当金に比べるとはるかに小さいわけです。

日本は韓国に比べると150分の1程です。オーストラリアとイランはそれぞれ29位と30位で韓国や日本より格下として評価を受けています。

とにかく、非常に低い確率ではあるものの両国がすべてのグループリーグを通過すればワールドカップで対戦する可能性が高くなります。 ベスト8に上がれば日韓対決のドアは少し開き、ベスト4までいくと大きく開くでしょう。

準決勝で韓国と日本が対決するためには条件があります。二つのチームがどちらも1位でグループステージを通過したり、どちらも2位でベスト16に上がるとベスト4で対決する可能性は消えます。この場合には、二つのチームがどちらも決勝に上がらなければならず、歴史的な日韓戦が実現されることになります。

ベスト4で対決するためには二つのチームが1位と2位に分けてベスト16を争うトーナメントに進出しなくてはいけません。韓国が1位、日本が2位になってもいいですし、日本が1位、韓国が2位でグループリーグを通過しても問題ありません。

日韓戦が実現されるためにはどちらのチームもグループリーグの第1戦をしっかり耐えきらなくてはいけません。韓国が相手をするロシアや日本が出会うコートジボワールは両方とも大変な相手です。この最初のボタンを正しく合わせられれば、両チームのベスト16進出の確率は非常に高くなります。

ベスト16に上がると、その時からは両国の競争心が発動しあうはずです。北京で蝶が羽ばたけばリオデジャネイロで強風が吹き荒れるように、ベスト16の試合での韓国の勝利が日本を刺激し、日本は韓国選手たちを刺激し、パク・チュヨンのゴールに対して香川真司も足技を見せつけて、こうしているうちに、ブラジルでの日韓戦が実現されるかもしれません。

そんなことが起きたら、本当にすごいことでしょう。ソウルも東京もブラジルに行こうとする人々で空港は超満員になり航空会社は急いで一時的にスケジュールを整えようと必死になるでしょう。

準決勝で、決勝で、日韓両国が対戦しウルトラ・ジャパンと赤い悪魔が応援対決を広げたたらどんなにいいでしょうか。その日は、ブラジルの競技場に旭日旗が掲げられても文句はいいません。