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[コラム] アイドル歌手の結婚
- FTISLANDのチェ・ミンファンとガールズグループLABOUMの元メンバーユルヒの結婚の便りを聞くと、2013年に結婚したWonder Girlsのソネを思い出す。
うっかり？チェ・ミンファンとユルヒの恋愛事実はチェ・ミンファンが日本ツアーを行っている間にユルヒが誤ってSNSに公開した写真で世の中に知られた
ソネは現役アイドル歌手も結婚できるという至極常識的なことを証明して見せた人物だ。結婚当時チームのリーダーであり、まだ旺盛に活動中の24歳の現役アイドル歌手が結婚するというニュースはファンを衝撃に陥れた。
もちろんアイドル歌手も結婚することができる。ソネよりも若い年齢で結婚した俳優ハン・ガインだっている。しかし、ハン・ガインは単独で活動する俳優で、すでに結婚した先輩アイドル歌手たちもチームが解散したり事実上解体した状態で結婚してきた。ひとりだけの問題ではないという話だ。
だからだろうか。
ソネの公開恋愛ニュースが知られた後、ファンサイン会でファンのひとりがソネに面と向かって「あなたがチームに支障を与えた」と咎めたりもした。極めて個人的な事である恋愛や結婚について面と向かって非難するだなんて筋違いな抗議だろう。ソネは適当に笑いながらその場をやり過ごしたが、チームのメンバーはかなり憤慨したという噂だ。
ソネの結婚を所属事務所JYPエンターテイメントの首長パク・ジニョンは「個人的なプライバシーを尊重しなければならない」とクールに許可したという。JYPエンターテイメントの関係者はメディアとのインタビューで「それがパク・ジニョンの哲学」と話したが、許可をしないまっとうな理由が存在しえるのかという気もする。
ソネが恋愛の事実を明らかにして結婚を決心するまで、チーム内ではかなりの痛みを経た。聞こえるところではほぼ1年間、チームメンバーが「結婚してはいけない」とソネを説得したがソネの決意を変えることはできなかったという。
ソネの結婚によりWonder Girlsは活動に支障を出た。チームメンバーの中でソロ活動を始めていたソンミや高い認知度であちこちの放送局で顔を見せていたソヒ、シンガーソングライターとして活動しているイェウンはそれでも仕事があったが、休まざるを得ないメンバーもいた。
リーダーとしてチームを率いているソネが非難を受ける余地は残っているということだ。しかし、ソネは愛を選択した。どうしようもない。目の前にその人だけが見えるのに。
今回、結婚の便りを知らせたチェ・ミンファンやユルヒの場合はソネより事情が良いわけだ。チーム内で占める割合がリーダーまでではないからだ。しかしまだ20代前半のアイドル歌手の結婚のニュースはファンを驚かせるのに十分だった。
5人組ロックバンドFTISLANDの末っ子チェ・ミンファンはデビューしてから10年ではあるものの25歳、伴侶となるユルヒは20歳にしかなっていないので晩婚が一般化してきている最近の傾向に照らして見るときは意外ではある。
結婚の便りを知らせるチェ・ミンファンのFacebookには言及されていなかったが、一部の記事で妊娠の事実が報道されているのを見ると、どうしようもない選択であるようにも見える。
U-KISSメンバーのイライが11歳年上の妻との結婚の便りを知らせるときも、チ・ヨンスのお腹には3カ月の息子がいた。
世相は確かに変わった。若い男女が白昼にラブホテルを出入りして、ホテルのドアから出て来るカップルの表情は恥ずかしさよりも歓喜で満ちている、そんな最近だ。そんな世の中で生きるアイドル歌手が恋愛をして結婚をすることは当然のことではないだろうか。20代前半といっても未成年者ではない以上、問題視する理由がない。
ただし問題は結婚をしてもファンがその後にもアルバムを購入して曲を聞いてくれるのかということだ。
歌謡界はこの質問に対して肯定的な意見を出している。堂々と結婚を宣言できるほど今やアイドル市場も安定していると見ているのだ。
ファンは結婚後、彼らが聞かせてくれる音楽から答えを探そうとすることだろう。
結婚の便りを知らせるチェ・ミンファンもこの点を意識してか「音楽で応える」という心情を打ち明けた。※SNSの全文訳はリンク先の記事へ
スポーツスターは結婚をして2世が生まれると成績が良くなる。子どもに何か見せなければならないという切迫感が運動に集中させるようだ。アイドル歌手たちも結婚後さらに成熟した音楽でファンたちと会うことを願うばかりだ。 - Lim, Chul | 入力 2018-01-07 00:00:00
