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もっと! コリア (Motto! KOREA)
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[コラム] 「ソファクヘン(小さくても確実な幸せ)」に満足してきた2018年

  • 流行語を見れば時代の痕跡を確かめることができる。言葉が人の人格を表わすように、流行語は世相を覗かせてくれるからだろう。 

    2018年、韓国で最も流行した言葉はソファクヘンだそうだ。 就職サイト、インクルートが成人男女2017人を対象に行ったアンケート調査から出た結論だ。

    流行語だけを見ると、韓国人が過ごしてきた2018年はそんなに楽しい年ではなかったようだ。だからといって涙を流し続ける程、不幸な日々が続いたわけでもない。 アメリカの北朝鮮爆撃が差し迫ったとし韓半島に漂った戦雲が年初めからきれいに晴れたのでそんなに悪い始まりではなかった。しかし、なかなか好転しない経済事情に民草の暮らしが閉じ込められてしまった状態だ。

    だから家族と自分に小さなプレゼントをしながら、小さな幸せを享受するために努力したのだろう。

    2018年の流行語はほとんど、もっと!コリアの新造語で紹介したはずだ。見てないぞ、TMI(Too Much Information)とピョンネン(平壤冷麵の略語)は知らないだろう。もっと!コリアで紹介した新造語の中で2018年の流行語に選ばれながら意味が変化した言葉もある。7位のヒョンタ(賢者タイム)だ。

    本来の意味は新造語辞典を参考にしてください。ここで詳細を説明するのは難しい。とにかく女性ユーザーの多いコミュニティで賢者タイムの意味を「汝自身を知れ」としてソクラテス式に変えたおかげで使用頻度がはるかに多くなったそうだ。男性嫌悪、女性嫌悪で汚された社会で少しは希望の光が見えたような気がする。

    ところが今まで他の意味として使ってきた男たちはカップンサ

    流行語ランキングを見た人々の感想は各自違うようだ。私の知らない言葉がほとんどだ、こう思った人はインサには決して混ざれないだろうと心配になる。「チョンボ(ぎりぎりまで耐える)」が6位ならば、「カジュア」が最小10位圏に入らなければならないのではないかと聞き返す意見も多い。

    ある人がそのような主張について、落ち着いて理由を説明していた。

    仮想通過に投資して「カジュア~!」と叫んだ人々はみんな、漢江(ハンガン)に行ったそうだ。

    2019己亥年、黄金の豚年(猪年)にはぜひ気分がよくなる言葉や、爆笑するような言葉が流行語になることを願う。
  • Lim, Chul | 入力 2018-12-27 00:00:00