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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    トゥウィトリオン:트위터리언
  • 解説
    ハングル: 트위터리언

    ハングル発音:トゥウィトリオン

    意味: Twitterを使っている人

    解説:

    Twitterian。ソーシャル・ネットワーキング・サービスのTwitterを使っている人。

    2005年に設立されたポッドキャスト会社「オデオ(Odeo)」の映画は瞬く間に終わりそうだった。アップル(Apple)社がライバルメーカーとして登場し、下り坂を歩き始めた。経営陣は頭を悩ませ、サイドプロジェクトの工夫を始めた。

    ある日の昼食時、役員や従業員たちは会社の近くの公園の滑り台に座ってメキシコ料理を食べていたところ、「小グループ内でどんなことが起きているのかを知らせる簡単なメールサービスをしてみよう」というアイデアが出たそうだ。

    滑る会社(衰退期)を救うためのすべり台の会同、面白くないか?

    アイデアが発表された当時は、「出勤して、ご飯を食べることを、誰が知りたいんだ?」という白けた反応だったが、2006年7月にサービスが開始され巨大化した現在は、時価総額332億ドルの事業に発展した。

    サービス名についてlitter、Flitter、Skitter、Twitterが挙げられた。CEOであるエヴァン・ウィリアムズは携帯電話の振動に着眼したTwitch (痙攣する) という言葉が浮かんだそうだ。

    Twitterは「鳥の鳴き声」という意味のtweetに人を指す~erが付いた言葉ではない。
    それならトゥウィトリオン(Twitterian)は、とても優秀な人になるだろう。Tweetに人(er) + 人(ian)が重なったことになるからだ。

    Twitterという言葉自体が擬声語なのだ。Odeoの役職員が新しく作った造語だと思えばいいだろう。
    140字の極めて短い、しかもこれといった意味のない適当な情報を伝えるTwitterは世界に広がった。食べて、寝て、働く単純なことを繰り返す私たちの生き方を表現するのは、ツイートで十分だったのかもしれない。