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数字経済 > 企業 > 韓国の中小企業、中国に対する輸出が6か月連続で減少
韓国の最大の輸出先である中国に対する中小企業の輸出が6か月連続で減少傾向を示した。
2日、国会産業通商資源中小ベンチャー企業委員会所属「国民の力」ク・ジャグン議員が中小ベンチャー企業部と関税庁から受け取った中小企業輸出現況によると、9月の対中輸出額は17億3000万ドルで、昨年9月より15.8%減少した。
対中輸出額は4月から6か月連続で減少傾向を見せている。先月も中小企業の輸出が減少したものと推定されるだけに、7か月連続で減少傾向が続く見通しだ。中小企業の対中輸出が7か月連続で減少したのは2015年7月~2016年1月以来初めてだ。特に9月の中小企業の対中輸出減少率は全体輸出減少率(-6.5%)の2倍に達するほど中国輸出において中小企業が受ける打撃が大きかった。
中小ベンチャー企業部は「新型コロナウイルスによる封鎖の余波で景気回復が遅れ、消費財に対する愛国消費の影響からプラスチック製品、合成樹脂、化粧品など主要品目の輸出が減少し対中輸出減少傾向を主導している」と説明した。一方、中小企業の輸出はすでに6月から減少傾向を見せ始めていたことが分かった。