トップ >
カルチャー > 『パラサイト』のポン・ジュノ監督、3億寄付…独立映画の発展に
MBNニュース
ポン・ジュノ監督(写真)はサムスン湖巌賞の賞金3億ウォンを独立映画の発展のために寄付する。
映画『寄生虫(邦題『パラサイト』)』製作会社のバルンソン・エンターテインメント・アンド・アーツは8日、「2021サムスン湖巌賞芸術賞部門の受賞者に選ばれたポン・ジュノ監督は、賞金3億ウォンを独立映画の支援事業に寄付することにした」と明らかにした。寄付は短編映画を含む独立映画の監督たちに支援される予定だ。
ポン監督は6日、サムスン湖巌財団がで発表した「2021サムスン湖巌賞」で芸術賞部門の受賞者に選ばれた。映画『パラサイト』でカンヌ映画祭とアカデミー賞を席巻し、韓国映画の位相を高めたという評価を受けた。
同氏はふだんから韓国の独立映画に対する愛情を示していた。昨年2月に『パラサイト』の米国アカデミー賞記念帰国懇談会で「2000年代初頭の『フランダースの犬』と『殺人の追憶』が出てきた時は、独立系映画や主流産業間の良い意味での相互衝突があったようだ」とし、「才能のある若い監督が主流産業に吸収されるよりも、独立映画と主流産業が並行性になっている」と残念がった。
サムスン湖巌賞は故湖巌(ホアム)李秉喆(イ・ビョンチョル)会長の人材第一・社会公益精神をたたえ、1990年に故李健煕(イ・ゴニ)サムスン会長が制定した。授賞式は6月1日だ。