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カルチャー > カルチャー > キム・ヨンギョン選手のシール代? 食パン3枚の商品、割高な価格で騒ぎに
SPC Samlip
SPCサムリプが2020東京オリンピックで韓国女子バレーボールをベスト4へと導いたキム・ヨンギョン選手と手を組んで発売した食パンの価格をめぐって騒ぎが起きている。
16日、SPCサムリプによると今月9日に韓国で発売された「食パンお姉さん(120グラム)」の希望小売価格は1800ウォンだ。食パンお姉さんはお湯でこねる湯種製パン法を用いて作られ、もっちりとした食感が特徴だ。一袋に食パン3枚とキム・ヨンギョン選手のシールがランダムで入っている。
これをめぐって、一部のオンラインコミュニティでは食パンお姉さんの価格が高すぎるとの指摘が出ている。実際にSPCサムリプが同様の方法で製造した「味覚製パン所 生食パン(500グラム)」の希望小売価格は5900ウォンと、1グラムあたり12ウォンだ。一方、食パンお姉さんは1グラム当たり15ウォンと、25%ほど高い。またフランチャイズのパン屋で販売している食パン(400グラム)の価格が3000ウォンであることを勘案すると、「事実上シール代なのではないか」という指摘がされている。
一方、小容量・小包装により価格が高いという意見もある。実際にAコンビニが販売しているプレミアム食パン(165グラム)の価格も1500ウォンと、一般的な食パンより高く設定されている。
流通業界の関係者は「キム・ヨンギョン選手のモデル料は商品の価格に大きな影響を与えるほど高い方ではない」とし「小包装の過程を経て、単価が上がったものとみられる」と述べた。