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エンタメ > K-POP > BTS「最高の瞬間はまだ来ていない」、来年グラミー賞に再挑戦
BIGHIT MUSIC
「夢の舞台」グラミー賞に向けた防弾少年団(BTS)の挑戦は続く。
26日、米大衆音楽界によると、BTSは来年2月5日、米ロサンゼルスで開催される第65回グラミー賞にコラボ曲を含め少なくとも4曲がエントリーされた。
BTSは、今年6月に発売したアンソロジーアルバム『Proof』のタイトル曲「Yet To Come」とをはじめ、コールドプレーとのコラボ曲「My Universe」や、チャーリー・プースとジョングクがコラボした「Left and Right」、ジン、V、ジョングク、ジミンが、ベニー・ブランコ、スヌープ・ドッグとコラボした「Bad Decisions」の4曲を最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞の選考に提出した。
また、BTSがここ2年連続ノミネートされた「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞(Best Pop Duo or Group Performance)」にも提出された。同賞にはBTSの「Dynamite」と「Butter」がノミネートされたが、惜しくも受賞は逃している。
これだけなく、「Yet To Come」、「Bad Decisions」、「Left and Right」は「ベストミュージックビデオ(Best Music Video)」部門にも提出されたという。
全米レコーディング芸術科学アカデミー(NARAS)が主催するグラミー賞授賞式は、米国で最も権威ある大衆音楽、授賞式として挙げられる。計80以上の部門があり、最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要4部門がGeneral Fieldsと呼ばれる。
2017年「ビルボード・ミュージック・アワード」を皮切りに世界音楽市場で頭角を現わし始めたBTSは、グラミー賞授賞式と2019年から縁を結んだ。2019年の第61回グラミー賞授賞式に参加し、翌年の2020年の第62回グラミー賞授賞式ではリル・ナズ・Xと合同公演を披露した。
2021年3月の第63回グラミー賞授賞式では「Dynamite」で韓国大衆音楽歌手初「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」部門の受賞候補にノミネートされ単独ステージを披露し、大衆音楽の歴史に新たな1ページを刻んだ。また、今年4月に開かれた第64回グラミー賞授賞式でも「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」部門にノミネートされ、2年連続ノミネートという栄誉を抱いた。
しかし、受賞は逃した。BTSは「ビルボード・ミュージック・アワード」、「アメリカン・ミュージックアワード」など、米国3大大衆音楽授賞式と呼ばれる授賞式で大賞をはじめ、多くの成果を上げてきたが、グラミー賞では受賞が実現せず、ノミネートおよびパフォーマーとしての参加に満足しなければならなかった。
今回の挑戦はBTSメンバーの軍入隊計画を公式化することで、事実上完全体での活動が少なくとも3年中断される予定であるだけに特別な意味を持つ。今年6月発売された『Proof』で、この10年の旅程を整理した彼らが完全体として試みる「1幕」の最後の挑戦が今回のグラミー賞授賞式というわけだ。
「Yet To Come」で「最高の瞬間はまだ来ていない」と歌いながら、続く旅程を約束したBTSだ。それ自体でK-POPの美しい歴史になっているBTSの挑戦がどのような結果をもたらすか注目される。第65回グラミー賞受賞のために1次投票は13~23日に行われ、最終候補リストは11月15日に発表される。
一方、BTSは15日、2030釜山世界博覧会誘致祈願釜山コンサートを終えた後、17日に、メンバー最年長のジン入隊延期取り消しと軍入隊を知らせたことにより、3年以上のグループ活動休止期を持つことになった。
所属事務所のHYBEは「ジンが今月末に入隊延期取り消しを申請し、以後兵務庁の入隊手続きに従う予定」とし「他のメンバーも各自の計画に従って順次兵役を履行する予定」と明らかにした。ジンは早ければ年内に入隊する見通しだ。
BTSジンは入隊を前に、ソロ活動を予告した。ジンは先立ってユーチューブチャンネル『用意したものは何もないけど』に単独出演し熱い関心を集めたのに続き、SBS『ランニングマン』にも出演を控えている。28日には初の正式ソロシングル「The Astronaut」発表を控えており、同日(現地時間)アルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれるコールドプレイワールドツアー公演にゲストとして出演し「The Astronaut」ステージを披露する。
またRMは今年の冬放送予定のtvN新バラエティ『知っておいても役に立たない神秘的な人間雑学辞典』でMCとして視聴者に会う。