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エンタメ > 韓国ドラマ > 「世界でもっとも美しい別れ」1話 演技派俳優たちが描いた家族愛
▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。
やはりユ・ドングンとウォン・ミギョンだった。
9日に初放送されたtvNの新しい土日ドラマ『世界でもっとも美しい別れ』(脚本ノ・ヒギョン / 演出ホン・ジョンチャン)では、イニ(ウォン・ミギョン扮)が卵巣癌の判定を受けた姿が描かれた。
トイレで用を足すとき痛みを感じたイニは産婦人科検診を受けた。イニの検診を務めたユン教授(キル・ヘヨン扮)はイニの夫ジョンチョル(ユ・ドングン扮)の後輩だった。
ユン教授はジョンチョルを呼び出して「検査結果が出た。卵巣癌だ。単純な膀胱炎だと思っていたが卵巣癌だ。胃にも肺にもすでに転移している」と話した。
ジョンチョルは痛いというイニに「近所の病院に行って薬の処方を受ければいい」と話していた自分の無関心さに自ら怒りを覚えた。家に帰ってくる道でジョンチョルは妻への罪悪感と申し訳なさから涙を流した。
イニは認知症を患う姑(キム・ヨンオク扮)の世話をしていた。姑はイニを絶えず苦しめた。
結局、マヌケなくらいに人の良い妻を見ていたジョンチョルは娘のヨンス(チェ・ジウ扮)、息子のジョンス(ミンホ扮)がいる前で「自分の体一つ大切にできない奴が、いつ死ぬかもわからないくせに、このマヌケ」と叫んだ。
『世界でもっとも美しい別れ』は家族のために一生を犠牲にした中年女性が末期癌と診断されて、家族と世界で最も美しい別れを準備する内容を描いたドラマだ。 1996年の放送当時、第33回百想芸術大賞テレビ部門大賞と作品賞を受賞した秀作で、21年ぶりにリメイクされた。
特にキム・ヨンオク、ウォン・ミギョン、ユ・ドングンは誰も否定することはできない名中堅俳優だ。彼らの演技力で「家族とは何か」という疑問符を投げかけた『世界でもっとも美しい別れ』は視聴者の心を鷲掴みにした。