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コリアナウ > Korea Now > 韓国ハンファグループ会長夫人の徐ヨンミンさん死去 享年61歳
徐ヨンミンさん
ハンファグループの金升淵(キム・スンヨン)会長の配偶者である徐ヨンミンさんが死去した。享年61歳。
9日、財界によると徐夫人は7日(現地時間)、米国の病院で亡くなった。これまでがんで闘病してきたという。
金会長をはじめ3人の息子であるハンファソリューションのキム・ドングァン社長、ハンファ生命のキム・ドンウォン副社長、ハンファホテルアンドリゾートのキム・ドンソン常務が現在、米国で葬儀手続きなどを議論中だ。
徐ヨンミンさんはソウル大学薬学部3年生に在学中だった1982年10月16日、ソウル貞洞(チョンドン)の大韓聖公会ソウル主教座聖堂で金升淵会長と結婚式を挙げた。金会長が父親である金鍾喜(キム・ジョンヒ)前会長の死去により、わずか29歳にしてハンファの会長職に就き、2代目経営を開幕してから約1年後のことだった。
徐ヨンミンさんは結婚後も勉強を続けソウル大学薬学部を首席で卒業した。徐ヨンミンさんは1961年生まれで金会長(1952年生まれ)とは9歳差だ。
徐ヨンミンさんは徐廷和(ソ・ジョンファ)元内務部長官の長女だ。徐元長官は29歳の時、慶尚南道(キョンサンナムド)泗川郡(サチョングン)の郡守を務めた。徐ヨンミンさんの祖父は李承晩(イ・スンマン)政府当時、第6代法務部長官を務めた故徐相歓(ソ・サンファン)長官だ。
金会長の妻への愛情が格別だったことは財界で有名だ。長男のキム・ドングァン社長が米国ハーバード大学に入学することになった時も、金会長は「私の妻に似て勉強ができる」と誇らしそうにしたと知られている。
徐ヨンミンさんは海外で勉強した3人の息子たちに「漫画を見ることがあったとしても絶対に韓国語の勉強を怠るな」と言い聞かせた。