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コリアナウ > 社会 > 「お酒も太ります」 韓国で来年から酒類にカロリー表示
韓国の酒類業界は8月中に政府・消費者団体と協約を締結し2023年から2025年まで段階的に酒類製品のカロリー自律表示を拡大推進することにした。協約締結の対象は食品医薬品安全処、公正取引委員会、韓国消費者団体協議会と韓国酒類産業協会、韓国酒類輸入協会、韓国マッコリ協会、韓国手作りビール協会など6つの酒類協会だ。
17日に公開された「酒類カロリー表示自律拡大方案」によると、政府はマッコリなど濁酒・薬酒の場合、消費期限施行による包装材交換時期と合わせて来年1月1日から一括推進し、焼酎・ビールの場合は瓶製品に優先適用し、缶容器は包装材を使い切った後に推進することにした。輸入ビールは2024年以降推進する計画だ。ワインは大手スーパーの流通製品に優先的に適用する方針だ。
同案は年間売上120億ウォン以上の業者を中心に推進することにした。政府は自律協約に売上高120億ウォン以上の業者が大部分参加することで消費者に酒類のカロリー情報を知らせることができる環境が造成されるものと期待した。政府は9月中に酒類カロリー表示のための「食品等の表示基準」改正案をまとめ、カロリー自律表示の実効性を確保するため履行計画と推進現況を共有してもらうと同時に消費者団体などを通じて履行状況を評価していくことにした。