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コリアナウ > 社会 > 韓国、秋夕を迎えて熱くなった中古取引 大統領からもらったギフトセットも
韓国で秋夕(中秋節)を控えてタングンマーケットやチュンゴナラ(中古の国)など中古取引プラットフォームにギフトセットの出品が増えている。旧正月に続き今回の秋夕(チュソク=旧暦8月15日)も外部でもらったギフトセットを安く売る傾向が続いている。特に今年は物価高の基調が続いているだけに、中古取引を通じて食材などを安く購入しようとする需要が増えるものと予想される。
5日、関連業界によると秋夕を控え先週から未開封のギフトセットの取引を希望する利用者が急増している。種類はハム、ツナ缶、調味料、生活用品など多様だ。
価格帯は3万~10万ウォン台が主流だ。10万ウォンを超える高価品もあるが、ほとんどの商品がオンラインの最低価格より低い価格で出品され、取引が早く成立する雰囲気だ。
販売者の立場から秋夕のギフトセットは買い入れ原価がない無料の物であるため、販売を通じて金銭的利益を得られる長所がある。特に1~2人世帯の場合、商品が大量に入っているギフトセットの扱いに困り、販売した方がはるかに良いと思われることがある。
一方、今年の秋夕には尹錫悦大統領と金健熙(キム・ゴンヒ)夫人の名前で送られたギフトセットもタングンマーケットに登場した。ソウル麻浦区(マポグ)西大門区(ソデムング)などで「大統領秋夕ギフトセット」などのタイトルと共に20万~30万ウォンの間で価格が形成された。
今年初めには文在寅(ムン・ジェイン)元大統領の最後の旧正月ギフトセットが中古取引サイトで高価で取り引きされたりもした。