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コリアナウ > スポーツ > 韓国名物だったW杯街頭応援 雑踏事故の影響で消える可能性
赤いTシャツを着て大型スクリーンの前で数万人が集まって応援する、韓国ソウルではお馴染みの街頭応援が2022年カタールW杯では消える可能性が出てきた。
156人の命を奪った梨泰院の雑踏事故への哀悼が続いているうえ、事故再発への懸念から約2週間後に迫っている2022カタールW杯の街頭応援に許可が下りるかが不透明になってきたのだ。
また、2002年からW杯の街頭応援の聖地となってきたソウル市庁前の広場には現在アイスリンクが設置されており、物理的に観衆が集まることができない。
またコロナ前には路上イベントが頻繁に行われていた永東大路(ヨンドンデロ)や新村(シンチョン)も工事や環境の変化で路上応援が不可能な状況だ。
残るはデモ行進が行われることでも有名な光化門(クァンファムン)広場だが、リニューアル後、ここでの集会開催条件は厳しくなっている。
市民たちは「事故が起きたばかりなのだから大型のイベントは控えるべき」「街頭応援を禁止するということは、安全対策に自信がないということ」「会社に行くことも禁止してほしい」など様々な意見を出している。