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テクノロジー > IT・科学 > ロッテ情報通信、運転席のない自律走行シャトル…初の臨時運行許可
ロッテ情報通信は16日、世宗市で「運転席のない自律走行シャトル」の臨時運行許可を国内で初めて取得したと明らかにした。去る3月に「自律走行車の安全運行要件及び試験運行等に関する規定」が改正された後、許可を取得した最初の事例だ。
ニュージーランドの自律走行の専門企業オミオと共同開発したこのシャトルは座席4人と立席11人の計15人が搭乗可能だ。車線維持や車線の変更と割り込みのような道路状況や、歩行者や自転車による突発状況試験も終えた。
ロッテ側は「米国の自動車工学会(SAE)基準で第4段階自律走行が可能だ」と説明した。レベル4の自律走行車は自らの状況を認知して判断し、運転者の介入を必要としない状態で運行できる程度の機能を備えている。
ロッテ情報通信は5年の臨時運行許可期間を活用し、韓国交通研究院と世宗市内の自律走行車試験運行地域でシャトル試験・研究、そして試験サービスなどを通じた公共自律走行シャトル市場の先取りに注力する計画だ。
また自律走行シャトル商用化を通じて、▲交通弱者のためのラストマイルモビリティ、▲需要応答型の公共交通機関サービス、▲宅配・郵便など自律走行物流、▲公園・キャンパスと産業団地内の自律走行シャトルなども推進する見通しだ。