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テクノロジー > IT・科学 > ゲーマーたちの思い出を召喚したAfreecaTVスター大学が話題
ブリザード
カン・ミン、キム・テギョン、ソン・ビョング、イ・ジェドン…。
2000年代初頭、大韓民国を牛耳ったスタークラフト(StarCraft)の選手たちが大学教授になって現れたというニュースが話題になっている。「AfreecaTV スター大学」の話だ。AfreecaTVで活動する元選手たちが集まっていわゆる「大学」を作ったのだ。チャンネル登録者数200万人のYouTuber「GAMST」をはじめとする有名ライブストリーマーが理事長を務め、実力の良い元プロゲーマーたちが総長と教授を引き受ける。
このように作られた大学の数だけで、すでに10校を超えている。ソン・ビョング選手の名字を取って作った「ソンギュングァン大学」、パク・テミン選手のゲームID「ゴーラッシュ(Go-Rush)」を取って作った「ゴ大学」のように実際の大学を連想させる大学も多い。
いたずらのように始まったスター大学は、今やスタークラフトを記憶するゲームファンなら知らない人がいないほど大きくなった。5月にはAfreecaTV側が主催した「スタークラフト大学大戦シーズン1」が開かれたが、各種スポンサーがついたおかげで賞金総額が3000万ウォンに達した。
ゲームファンは総じてスター大学に感謝の気持ちを感じているという反応だ。リリースから20年が過ぎたゲームが今でも人々の間で記憶され、新しいユーザーが流入するように誘導しているからだ。中年男性中心のスタークラフトに若い女性ストリーマーが気軽に参入できるのもスター大学のおかげだ。思い出をよみがえらせたくAfreecaTVにアクセスして大学教授たちの講義現場を訪ねてみる人も多いそうだ。