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テクノロジー > 健康・医学 > セルトリオン、抗がん剤「ベグゼルマ」が米国で許可取得
セルトリオンの抗がん剤バイオシミラー「ベグゼルマ(開発名CT-P16)」が米国で販売許可を獲得した。
28日、セルトリオンは米国食品医薬品局(FDA)から抗がん剤「アバスチン」(成分名ベバシズマブ)のバイオシミラー「ベグゼルマ」の販売許可を獲得したと発表した。ベグゼルマは転移性直結腸癌、非小細胞性肺癌、転移性新細胞癌、子宮頸部癌、上皮性卵巣癌、卵管癌、原発性腹膜癌、循環性膠芽腫などに使える。
セルトリオンは今年8月から欧州委員会(EC)と英国医薬品・医療製品規制庁(MHRA)、日本などで販売許可を獲得し今回、FDAの許可まで受けた。
セルトリオンは今年5月、オリジナル医薬品アバスチンの開発会社であるジェネンテックとベグゼルマの発売に向けグローバル特許合意を終えた。これによりセルトリオンヘルスケアを通じて今年下半期の欧州を皮切りに、ベグゼルマを世界市場に発売する計画だ。医薬品市場調査機関のIQVIAによると昨年基準でベバシズマブ成分医薬品の世界市場規模は64億3530万ドル(約8兆9700億ウォン)で、この中で米国が最大の市場だ。