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現代自「ジェネシスG80」EV仕様、上海で初公開

中国市場攻略を開始 


    • マーカス・ヘンネ現代自ジェネシス中国法人長が19日に開幕した「上海国際モーターショー」で、ジェネシス初の電気自動車である「G80電動化モデル」(左)と、電気自動車をベースにした未来ののジェネシスデザインの方向性を示してコンセプトカーを紹介している。 [写真提供=現代車]


    現代自動車ジェネシスブランド初の電気自動車を出した。ジェネシスは19日、中国の上海コンベンションセンターで開幕した上海国際モーターショーで「G80電動化モデル」を電撃公開した。北京・上海などの中国モーターショーに初めて参加したジェネシスが、新車を韓国ではなく外国で先に公開したのは今回が初めてだ。最近、中国市場への進出を宣言したジェネシスだが、それだけ中国市場に力を入れているという傍証だ。

    21~28日の一般対象の展示を控えた19日にメディア対象のイベントとして開かれた上海モーターショーで、ジェネシスは既存のセダン「G80」の電動化モデルの内・外観を初めて公開した。チャン・ジェフン現代自動車代表取締役兼ジェネシス社長は、映像を通じて「今回の上海モーターショーは電気自動車市場でジェネシスの偉大な旅程を知らせる開始点になるだろう」と述べた。

    ジェネシスは今回の電気自動車に別途の車名をつけずに「G80電動モデル(Electrified G80)」と紹介した。ジェネシスが独自に測定した今回の車両の1回充電における最大走行可能距離は427キロメートルで、最近認証された現代自動車初の専用電気自動車「アイオニック5」の最大走行可能距離429キロメートルとほぼ同じであり、キア電気自動車「EV6」の510キロメートル(独自測定)よりは短い。 G80電動化モデルは350キロワット級で超高速充電すると22分以内に80%が充電完了する。四輪駆動のG80電動化モデルは停止状態から時速100㎞まで到達する時間は4.9秒で、EV6(3.5秒)よりも時間はかかるがアイニック5(5.2秒)より短い。

    400Vと800Vのマルチ急速充電が可能なのはアイオニック5およびEV6と同様だ。車両に設けられたコンセントに一般電源(220V)を接続し、電子機器を使用することができる点も同じだ。ただしG80電動化モデルは、前面部のグリル側に充電口が備わっている。

    既存の現代自動車グループのハイブリッド車やアイオニック5などのオプションになった「ソーラールーフ」(太陽光充電ルーフ)も、今回のG80電動化モデルに採用された。ジェネシス側によると、G80電動化モデルはソーラーループを通じて一日に平均730Whの電力を充電することができる。ジェネシスは今回のG80電動化モデルを上半期中に韓国で出荷した後、早ければ下半期に中国などの世界市場に投入する計画だ。

    現代自動車グループは上海モーターショーでアイオニック5とEV6など、電気自動車の実車も中国現地で初めて公開する。これらの車すべてが早ければ今年の下半期に中国市場に投入される。現代自動車グループはこれらの車両を手始めに、来年からは毎年中国市場で電気自動車新車を披露し、2030年までに電動化車両21モデル(現代自動自動車13モデル・キア自動車8モデル)を中国現地で運営する予定だ。

    現代自動車は今回のモーターショーで、アイオニック5に加えて高性能車「i20 N」と水素電気自動車「NEXO(ネッソ)」、電気自動車「ミントゥ」など15台を展示する。キア自動車はEV6と今年の上半期に中国で出荷予定の新型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)「スパオ」など11台を披露する予定だ。

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  • 毎日経済 | ソ・ヂヌ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-04-19 18:00:07