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現代自、高性能SUV「コナN」公開…今夏に出荷予定

0-100km5.5秒、最高時速240㎞ 


    現代自動車(Hyundai Motor)はダイナミックな走行性能を楽しみながら、空間活用度まで高めることができる「コナN」を公開した。

    現代自動車は27日、アルバート・ビアマン研究開発本部長(社長)とトーマス・スキーメラ顧客体験本部長(副社長)、ティル・バテンベルク現代自動車Nブランドマネジメントモータースポーツ事業部長(常務)、サイモン・ロスビ現代スタイリング担当(常務)、キム・ユンス国内マーケティング室長(常務)などが参加したなかで、オンラインを通じて「Hyundai N Day」イベントを開催してコナNを初めて公開した。

    コナNは2.0リットルターボGDIエンジンを搭載した。現代自動車は「従来比で径が5㎜大きくなった52㎜のタービンホイールと材質の改善などにより、エンジン性能と耐久性を同時に引き上げた」とし、「既存のエンジンは約6000rpmで最大出力に達することに対し、現代自動車初のコナNエンジンは約5500rpmから最大出力を維持することができる」と説明した

    コナNは最高出力280馬力に一時的にターボのブースト圧を高め、出力を向上させるNグリーンシフト(NGS)を作動すると、最大290馬力まで出力を上げることができる。これによって停止状態から時速100㎞までわずか5.5秒で走破が可能であり、最高速度を時速240㎞まで出すことができる。ピレリ製の超高性能(UHP)タイヤの「Pゼロ」を装着し、電子自動制限装置(e-LSD)を適用して急カーブでも性能を維持できるようにした。

    特にSUVのコナNはセダンとハッチバックに比べて重心が高いという短所を補完するために、南陽研究所と独ニュルブルクリンクサーキットでの数々のテストを経てサスペンションの設定を調整した。これによってSUVの利点を維持しながら最適化を成し遂げ、乗り心地とダイナミックな走行性能のあいだの絶妙な調和を成し遂げたというのが現代自動車の説明だ。

    コナNに採用された10インチディスプレイとヘッドアップディスプレイ(HUD)には、Nシリーズ専用のグラフィックス・インターフェースが搭載され、運転者がまるでゲームをするような感じを与える。フロント部は高性能イメージを強調するNのロゴが配置され、専用ラジエーターグリルと一緒にダーククロームで現代自動車のロゴをあしらった。

    コナNは今年の夏、ヨーロッパと韓国での販売を開始するものと見られる。バテンベルク常務は「今月に生産が開始され、欧州市場に今年の夏に出荷することができるものと考えており、国内市場への投入も似たような時点になるようだ」と説明した。
  • 毎日経済 | ソ・ドンチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-04-27 21:16:25