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ロッテ持ち株、二ヶ月のあいだに株価23%急騰

  • コロナ19ワクチンの普及が本格化しつつ、景気に敏感な業種で構成されたロッテ持ち株は、ここ二ヶ月で株価が急上昇を見せている。 4日の韓国取引所によると、この日のロッテ持ち株の株価は0.72%上昇した4万1800ウォンを記録した。昨年の4月以降、ここ2カ月のあいだの株価上昇率は22.94%に達している。

    ロッテ持ち株の各子会社の明確な実績改善傾向が、このような急な上昇の動力になったという分析だ。第1四半期における各子会社の利益ターンアラウンドが目立ち、ロッテ持ち株の第1四半期の売上高は前年同期比17.2%増の2兆3387億ウォンで、営業利益は前年同期比で362%も突きあがった425億ウォンを達成した。

    第2四半期もワクチン接種の本格化で国内外の景気改善が続き、業績改善傾向は顕著になる見通しだ。この日、エフアンドガイドが提供した証券会社のコンセンサスによると、ロッテケミカルやロッテショッピングなどは第2四半期の営業利益がそれぞれ前年同期比で1664.6%と5682.79%増加する見込みだ。

    業績回復する子会社に加えて、主要な従属企業の株式の追加取得によって支配権を強化している点も肯定的だ。ロッテ持ち株は昨年、ロッテフードの持ち株比率を拡大して従属企業に編入したことを皮切りに、ロッテケミカルとロッテグローバルロジスの株式も追加で確保するなど、従属企業に対する支配権を強化する動きを続けている。グリーンカーやバイオなど、新成長動力のための事業多角化を試みているという点も株価に好材料だ。

    ハンファ投資証券のナム・ソンヒョン研究員は「ロッテケミカルの業況回復の持続、相対的に不振だったコンビニ業況の改善によって、セブンイレブンを運営する非上場子会社のコリアセブンの実績改善などが期待される」と語った。
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  • 毎日経済 ムン・ガヨン記者 | 入力 2021-06-04 22:02:28