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韓国造船海洋と大宇造船海洋、相次ぐ受注

  • 現代重工業グループの造船持株会社である韓国造船海洋は、この1週間で海外の船社から船舶10隻を総額1兆1000億ウォンで受注した。

    韓国造船海洋は先週、海外の船社5社と17万4000立方メートル級の液化天然ガス(LNG)運搬船2隻、9万1000立方メートル級の超大型液化石油ガス(LPG)運搬船3隻、30万トン級の超大型原油運搬船(VLCC )1隻、11万5000DWT級の液体貨物運搬船(タンカー)4隻の建造契約をしたと21日に明らかにした。この日に発表した受注船舶10隻の全体の受注額は約1兆940億ウォンに達する。

    韓国造船海洋は今回受注したLNG運搬船を蔚山現代重工業で建造し、2023年の下半期まで順次船主に引き渡す予定だ。この船には運航中に発生する蒸発ガスを再液化し、経済性を高めるLNG再液化システムが採用される。今回受注したLPG運搬船は現代重工業で2隻、全羅南道霊岩の現代三湖重工業で1隻を建造した後、2024年上半期までに引き渡す予定だ。現代三湖重工業で建造する超大型原油運搬船1隻には、排気ガス低減装置である「スクラバー」が搭載される。

    韓国造船海洋の関係者は、「国際海事機関(IMO)の環境規制の発効を控え、親環境船舶に対する問い合わせが続いている」とし、「進んだ技術力を土台に高品質の船舶を建造し、顧客満足度を向上させる」とした。

    これによって韓国造船海洋は年初後からこの日までに、計140隻(海洋プラント2基を含む)の受注実績を収めた。受注金額のみで122億ドル(約13兆8775億ウォン)に達する。これは年初に提示した年間受注目標(149億ドル)のうちの82%を達成したものだ。

    この日、大宇造船海洋も欧州の船主とLNG推進コンテナ船6隻の建造契約を締結したと公示した。契約金額は計1兆1225億ウォンに達する。大宇造船海洋はこれらの船を慶南の巨済玉浦造船所で建造し、2024年末から順番に船主に引き渡す予定だ。

    大宇造船海洋は今回の受注によって、今年に入って33隻で47億1000万ドル(約5兆3000億ウォン)の受注額を上げた。これによって今年の目標値77億ドルの61.2%を達成した。
  • 毎日経済 | ソングァンソプ記者 | 入力 2021-06-21 17:36:42