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ゼペットで「ソナタN」試乗…現代自動車、メタバースで疾走


    現代自動車は3次元仮想世界のメタバース(Metaverse)を通じて、MZ(ミレーニオル・Z)世代と新しいコミュニケーションの窓口を開いた。

    現代自動車は25日、韓国を代表するグローバルメタバースプラットフォームであるネイバーゼット(NAVER Z)の「ゼペット(ZEPETO)」と、仮想空間で高性能の「ソナタNライン」を試乗することができる経験を提供すると明らかにした。

    メタバースは仮想や超越を意味するメタ(Meta)と現実の世界を意味するユニバース(Universe)の合成語で、仮想と現実が相互に作用する複合現実感をいう。ゼペットはユーザー(個人)を表現するアバターを介して、仮想空間で友人たちとコミュニケーションして、遊びやショッピング、業務などを楽しむサービスだ。制約なく自由に活動を行うことができるという点で、全世界のMZ世代の脚光を浴びている。

    現代自動車は自動車業界では初でメタバースプラットフォームであるゼペットに車を登場させ、プラットフォーム内の人気マップ(空間)であるダウンタウンとドライビングゾーンでソナタNラインを試乗できるようにした。また、自分のアバターを利用して映像や画像を作成するゼペットのビデオ・フォトブースでソナタを活用できるようにした。これによってゼペットでMZ世代が共感してコミュニケートできる自動車のコンテンツ生産が活発になると現代自動車側は期待している。

    現代自動車はゼペットに7月1日から21日までの3週間、ソナタと一緒にコンテンツを投稿した顧客を対象に景品贈呈イベントも進行する。優れたコンテンツを掲載した顧客の中から抽選で当選者を選定するイベント関連の詳細は、現代自動車の公式インスタグラムのアカウントで確認可能だ。

    現代自動車の関係者は、「優れた商品性を備えたソナタを媒介として、MZ世代が主なユーザーである仮想世界プラットフォームまで顧客の経験を拡張し、新技術をリードするブランドイメージを構築する」とし、「今後も車種を拡大して、さまざまなグローバルプラットフォームに継続的に実装していく計画だ」と明らかにした。

    1985年に初めて発売されたソナタは、世代によって成長を遂げて代表的な国民車として浮上し、昨年の4月には大胆で洗練されたデザインと顧客優先の便宜仕様を大挙適用した「2021ソナタセンシュアス」が発売されて若い世代に呼応を得ている。

    ※こちらの記事もどうぞ「「ゼペット」1億4千万人の仮想遊び場
  • 毎日経済 | ソ・ドンチョル記者 | 入力 2021-06-25 20:11:01