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ジェネシス、米国で売上げ180%に…「GV80」がリード


    現代自動車の高級車ブランド「ジェネシス」は、米国で軽やかに飛翔している。スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)に人気のある現地市場で、ブランド初のSUVである「GV80」などを前面に出し、昨年よりも販売量は急増している。
    4日の現代自動車によると、7月のジェネシスは米国現地で総5180台が売れ、昨年7月に比べてなんと312%以上の成長を記録した。今年の1~7月までの7ヶ月間で2万4478台を販売し、昨年の1~7月に比べ成長率178.3%を達成した。

    特にジェネシスが7月に記録した5180台の販売台数は、米国市場でおさめた月間販売台数で最大の数値だ。ジェネシスは5月から3ヶ月連続で最多販売記録を更新してきていることから注目される。

    現地で「ゴルフの皇帝」タイガー・ウッズ選手の事故で有名になったGV80のほかに「GV70」も5月から本格的に販売を始め、6月の576台を経て7月には1568台の販売台数を記録した。 7月の内需販売で今年に入って初の月間マイナス成長を記録した現代自動車は、世界最大の市場である米国では依然として堅固な成長を示したわけだ。

    現代自動車はジェネシス人気に力づけられて、7月に米国の販売台数は7万3680台を上げ、昨年7月に比べて25%増え、キア自動車も7万台以上の販売実績を記録して33.6%の成長率を見せた。これにより現代・キア自動車は7月に米国で14万台以上が売れ、30%近くの販売量の増加を達成した。

    7月の米国市場では「サンタフェ」「ツーソン」「スポティージ」などのSUVの人気モデルが販売好調をリードした。特にレジャー用車両(RV)のキア「カーニバル」は、4月2383台、5月3742台、6月3184台を経て、7月には3782台と、継続して販売量が増えている。

    現代自動車の水素電気自動車である「NEXO(ネッソ)」は7月に米国で53台が売れ、現地での月間最大販売実績を記録した。

    ジェネシスは米国に次いで、欧州市場の攻略にも早足を見せている。来年から欧州の著名なゴルフ大会「スコティッシュオープン」公式スポンサーに採択され、その試合の名称も「ジェネシススコティッシュオープン」に変わる。

    今回ジェネシスの動きが注目されているのは、最近ジェネシスが欧州市場への進出を本格化した点とかみ合うからだ。ジェネシスは5月の欧州公式進出を宣言した後、6月にスイスのアルプスで史上最大規模の3次元ブランドのロゴイメージを公開して出師の表を投げた。 7月にはジェネシスの代表車種であるG80とGV80をはじめ、ヨーロッパ内での車両販売も開始した。

    張在勲(チャン・ジェフン)現代自動車社長は「ジェネシスがスコティッシュオープンを公式に後援することにより、欧州の消費者にジェネシスだけの真正性溢れるブランド経験をより幅広く提供することになった」と強調した。
  • 毎日経済 | ソ・ジヌ記者 | 入力 2021-08-05 07:00:58