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LG電子、シリコンバレーで新事業発掘…「LG NOVA」発足

  • LG電子が新事業の発掘などのために昨年末、米国シリコンバレーに設立した北米イノベーションセンターが「LGノヴァ(NOVA)」と名前を付け、本格的な活動を開始する。

    LG電子北米法人は18日、最高戦略責任者(CSO)部門の傘下にLGノヴァを設立して運営を開始すると発表した。 LGノヴァはスタートアップのためのコスト支援と投資、インキュベータはもちろん、戦略的パートナーシップなどを通じて技術基盤のベンチャー企業との協力関係を築いていく予定だ。これを土台にしてLG電子の新事業モデルを発掘するという戦略だ。特にLGノヴァは日常生活でのモビリティ・接続性・有用性を向上させることができるソリューションの発掘に集中する計画だ。

    LG電子は昨年11月、新しいビジネスモデルを発掘して業界をリードするスタートアップと協力するために、北米イノベーションセンターを新設した。当時、初代センター長として米国国立標準技術院(NIST)の副局長を務めたイ・ソクウ専務を迎え入れた。モノのインターネット(IoT)分野の事業開発の専門家にあげられるイ・ソクウ専務は、米ホワイトハウスでIoT部門の大統領革新研究委員を務めた。

    イ・ソクウ専務は「技術革新はさまざまな方法で触発されることがあり、最高の技術革新はコラボレーションを介して行われる」とし、「これがLG電子が『外部からの革新』の哲学を生み出した理由であり、これはLGノヴァの基本原則でもある」と語った。

    LGノヴァの発足はスタートアップ投資に関心の高い具光謨(ク・グァンモ)LG会長の意志によることが伝えられた。具会長は米スタンフォード大学でMBA(経営学修士号)の課程を踏んで、シリコンバレーのスタートアップで実務経験を積んだ。今後、LGノヴァはLGグループの企業型ベンチャーキャピタル(CVC)であるLGテクノロジーベンチャーズ(LG Technology Ventures)と未来のビジネスの発掘に乗り出すとみられる。 2018年に発足したLGテクノロジーベンチャーズは、モビリティ共有ソフトウェア「RideCell(ライドセル)」、量子コンピューティング会社「Seeqc(シーキューシー)」など26社以上の会社に投資している。
  • 毎日経済 | パク・チェヨン記者 | 入力 2021-08-18 17:34:53