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LG電子、6Gで100メートルの通信実験に成功…5Gより50倍速く
LG電子は19日、第6世代（6G）移動通信のテラヘルツ（㎔）周波数帯域を利用して、屋外100メートル以上の距離で無線データの送受信に成功したと明らかにした。
今回のデータ送受信は去る13日、独ベルリンにある欧州最大の応用科学研究所であるフラウンホーファー、ハインリッヒヘルツ研究所で行われた。テラヘルツ無線送受信技術は、100㎓（ギガヘルツ）～10㎔（テラヘルツ）の周波数帯域を利用して、最大で毎秒1テラビット（Tbps）の高速データ転送速度を可能にする技術であり、6G移動通信を商用化するための核心的要素としてあげられる。 5Gよりも50倍以上速いことが期待される。
LG電子とフラウンホーファー研究所は6Gテラヘルツ帯域で、通信信号を安定して出力する電力増幅器を共同で開発した。これまで6Gテラヘルツのような超広帯域周波数は到達距離が短く、送受信の過程での電力損失が激しいことから、これを解決するための電力増幅器の開発が最大の障害としてあげらてきた。
電力増幅器は、移動通信環境で信号を増幅して通信距離を伸ばすために必要不可欠な機器だ。今回開発した電力増幅器は155～175ギガヘルツ帯域の範囲で安定した送受信が可能なように、出力信号を世界最高の水準にまで引き上げた。
6G移動通信は2025年ごろに標準化の議論を開始し、2029年には商用化されることが予想される。- 毎日経済 | パク・チェヨン記者 | 入力 2021-08-19 18:01:20
