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LGES上場控え、ESG経営に速度出す…管理システム導入
- 来年1月の上場を控えたLGエネルギーソリューションはESG経営(環境・責任・透明経営)に本格的に速度を上げる。
13日のLGエネルギーソリューションによると、2022年度の組織改編によって最高経営者(CEO)直属として新設された経営支援センターに、ESGの担当人材と役割を拡大する。これまでのチーム単位の組織を、役員級の組織に格上げすることにした。イ・バンス最高危機管理責任者(CRO)兼経営支援センター長がESG組織を率いる。全社的にESG経営活動の強化方案を模索し、事業規模の拡大にともなうリスクに先制的に対応するというわけだ。 LGエネルギーソリューションの関係者は「原材料の購入から研究開発(R&D)と生産、使用および廃棄など、全バリューチェーンで環境と社会を考慮したESG経営活動をくり広げる計画」だと語った。
LGエネルギーソリューションは、環境(E)に関連し、来年は世界の事業所に「エネルギー管理システム(G-UIS)」を適用する。 2020年に国内を皮切りにして、現在は中国・ポーランド事業場に拡大して適用しており、来年は米国事業場にも導入する予定だ。これは各事業場と設備のエネルギー使用状況を統合管理できるシステムだ。また、生産過程でのエネルギー使用情報をリアルタイム収集・加工することで、効率的に設備を運営することができる。
中国では社会的責任(S)の成果も認められた。去る3日、中国の北京で開かれた「企業の社会的責任青書」発表で、電気自動車バッテリー企業の中で社会的責任発展指数第1位を占めた。企業の支配構造(G)の側面では透明経営を強化する。理事会中心の意思決定システムを定着させるという意味だ。 - 毎日経済 | イ・ユンジェ記者 | 入力 2021-12-13 17:49:37