記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 総合

現代自、日本車の牙城を攻略…インドネシア工場、来年稼働


    現代自動車インドネシア工場は来年1月中旬に本格稼動に突入する。インドで国民車と呼ばれる「クレタ(Creta)」(写真)を、インドネシア現地市場に合わせてモディファイした車両から生産し始める。また現代自動車はアジア・太平洋圏域本部をマレーシアからインドネシアに移転する作業も終え、本格的にASEAN市場の攻略に着手する。

    14日の業界によると、インドネシアに建設中の現代自動車工場は、来年1月中旬からプロジェクト名「SU2 id」と呼ばれるクレタの生産を開始する。 SU2 idはインドとロシアおよびブラジルなどで販売中の小型スポーツユーティリティ車両(SUV)のクレタ(SU2)を現地の状況に合わせて開発した車両だ。 3月からは電気自動車「アイオニック」を、7月にはプロジェクト名「KS」と命名された5~7人乗りMPVの生産も始まる。工場は首都ジャカルタから東に40キロ離れたブカシのデルタマス工業団地に位置している。

    現代自動車はインドネシア工場に力を入れるため、アジア・太平洋圏域本部をマレーシアからインドネシアに移転する作業も最近に終えた。業界関係者は「中国シェアが減った状況で、現代自動車はアセアン地域を未来市場として飛び込んで攻略に乗り出している」とし、「アセアン市場を占領している日本企業との激しい競争が始まるだろう」と展望した。

    現代自動車はインドネシアをアジア・太平洋圏域本部に決定した後、現地政府とも緊密な関係を維持している。今年初めにインドネシアでコロナ19の確定者が1日5千人以上に拡大したとき、インドネシア法人は医療用酸素を現地病院に供給して助けた。

    業界によると、チェ・ユンソク現代自動車インドネシア生産法人長とともに、イ・ガンヒ現代自動車アジア・太平洋圏域本部最高運営責任者(COO/常務)が現代自動車東南アジア進出の核心的役割を果たしている。
  • 毎日経済 | チョン・スンファンESG財界専門記者/ウォン・ホソプ記者 | 入力 2021-12-14 17:31:00