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若返る現代自グループ…新幹部、歴代最多の203人

  • 現代自動車グループは去る17日、予想よりも大きな幅で世代交代型人事を断行した。203人の新しい役員を抜擢したなかで、特に研究・技術職と40代の若い役員を大挙重用した。

    この日の現代自動車グループの人事で選任された新規役員の数は、2011年の記録(187人)を上回る史上最大の規模だ。系列会社別には現代自動車66人、キア自動車21人、現代モービス17人、現代建設15人、現代エンジニアリング15人などだ。これらのうちで研究・技術職人材だけでも37%に達する。また3人のうちの1人は40代で、「若い組織」を標榜して乗り出した。

    財界では鄭義宣(チョン・ウィソン)会長が経営の全般に対する把握を終え、事実上は「直轄体制」に転換したという評価が出ている。

    これにともない、鄭夢九(チョン・モング)名誉会長の側近グループと呼ばれた人士はすべて勇退手順を踏み、次世代経営陣がその役割を引き受けることになった。チョン・サンビン政策開発室長が専務から副社長に昇進し、これまでユン・ヨチョル副会長が担当してきた労組問題に責任を負うことになった。完成車の品質を担当したイ・ウォンヒ社長が退いた席は、チョン・ジュンチョル(製造ソリューション)とパク・ホンジェ(経営革新)副社長が分かち持つ。不振だった中国事業にも変化を与えた。イ・グァングク中国事業総括社長が退き、イ・ヒョクチュン現代自動車グループ中国(HMGC)総経理(専務)が昇進なしにそのあとを引き継ぐ。蔚山工場長だったハ・アンテ国内生産担当社長が退いた席には、イ・ドンソク生産支援担当副社長が異動した。

    これらと同時に、現代自動車グループは未来事業を具体化するために、車両インフォテインメントシステムと情報通信技術(ICT)、自律走行車などの核心新技術分野の競争力を強化する方向で昇進人事を断行した。

    一方でSKオンもこの日に理事会と臨時株主総会を開き、崔再源(チェ・ヂェウォン)SKグループ首席副会長を社内取締役兼各自代表理事に選任することを議決した。グループの未来事業であるバッテリー事業を、オーナー家が責任をもって指揮するという選択として解釈される。
  • 毎日経済 | ソ・ジヌ記者/イ・ユンジェ記者 | 入力 2021-12-17 17:54:04