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サムスン電子が買収したハーマン、トヨタとテレマティクス装備の供給契約を締結
- サムスン電子が2017年に買収した米国の電装専門メーカー「ハーマン(Harman)」がトヨタの障壁を破った。これまで行ってきたカーオーディオソリューションの納品にとどまらず、電装部品の中核といえるテレマティクス装備の納品に成功したのだ。
Harman International Industries
11日、業界によると、最近ハーマンはトヨタと第5世代(5G)高性能テレマティクス装備の供給契約を締結した。具体的な契約規模は公開されなかったが、業界は1000億ウォン前後と見ている。
ハーマンはサムスン電子の5G技術を適用してテレマティクス装備を開発した。昨年に発売されたBMWのSUV電気自動車であるiXに初めて供給し、今回初めてトヨタからの受注に成功したのだ。
テレマティクス装備は基本的な技術優秀性の他に関連通信特許に対する費用を誰が出すかが受注を左右する。ハーマンがトヨタと供給契約を締結することができたのも、親会社であるサムスン電子が保有している通信特許の強固な基盤のおかげだという。サムスン電子が保有している通信特許に対しトヨタが払わなければならない費用を最大限減らす方式で受注に成功したという説明だ。 - 毎日経済 | イ・スンフン記者 | 入力 2022-07-11 17:09:23