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市内免税店最小で3カ所追加…ロッテワールドタワーとSKウォーカーヒルの復活なるか

「ソウル市内免税店」最少で3ヶ所追加…30日に発表 

  • 政府は来る30日頃、ソウル市内免税店を少なくとも3ヶ所増やす案を発表する予定であることが確認された。また、後発参入業者が「免税店が雨後の竹の子で生じた場合には利益が保証されない」と反発していることを考慮して、これら後発業者の利益を一定部分保証できる安全装置を免税店告示(保税販売場運営に関する告示)に反映する予定だ。

    22日、企画財政部と関税庁などによると、関税庁は来る30日午後にソウル市内免税店の追加案を発表する予定だ。特に免税店を少なくとも3つを追加する案を最終検討中だ。新規免税店の数はシミュレーション結果を土台にした。

    現行の免税店告示には、「広域自治体別の外来観光客の数が前年よりも30万人以上増加する場合、免税店の新規特許を発給できる」と規定されている。文化体育観光部が出した観光動向年次報告書によると、2014年にソウルを訪れた外国人観光客は前年よりも157万人増加し、理論的には最大5ヶ所を新設することができる。とは言え、後発業者を中心にして免税店の追加時には営業が打撃を受けるだろうという業界の声が大きかった。

    このことから、政府は地域内の需要供給関係を問う小売飽和指数、地域別観光客密集度、1人当たり平均購入額を意味する客単価などをすべて考慮してシミュレーションを行った。その結果、少なくとも3ヶ所を追加しても既存店の利益に深刻な打撃を与えないと判断を下したと伝えられた。特に、免税店3カ所をソウル市内に適正に分散配置した場合は、売上高・営業利益が最下位圏の業者に影響を与えないものと分析された。

    関税庁はこのような内容を告示にも反映する予定だ。向後、数年後に市内免税店を増やしたり減らしたりする時は、単純に観光客数だけを見ることなく、適正なレベルを科学的にはかるという布石だ。

    一方でこの日、ハンファガレリア63免税店、HDC新羅免税店、SM免税店、新世界免税店、doota!(ドゥータ)免税店など5社の代表は関税庁と緊急会議を開き、「ソウル市内免税店の新規特許の発行を延期してほしい」と要請したことが分かった。

    政府の発表を控えて、免税店業界にも緊張が高まっている。昨年、免税店の特許延長に失敗したロッテワールドタワー免税店とSKウォーカーヒル免税店は、新規特許が出される場合は再び挑戦状をさし出して「敗者復活戦」に乗り出す。これら2つの免税店は新規特許を取得できなければ、それぞれ6月と5月に閉店しなければならない。

    また、最近に免税店をオープンしたりオープンを準備中の各新生免税店は、ソウル市内免税店が3~4ヶ所さらに登場する場合は経営上で大きな困難に直面しうるという立場だ。
  • 毎日経済_ソン・イルソン記者/イ・サンドク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-04-22 17:37:25