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コーロン社の関節治療剤「Invossa」に魅了されたUAE国王

    • 3日、コーロン社の研究開発の中核基地であるソウル市江西区麻谷地区のコーロンワンエンドオンリータワー(KOLON One&Only Tower)で、アラブ首長国連邦(UAE)の7つの首長国の一つである「ラアス・アル=ハイマ」のサウード・ビン・サクル・アル=カースィミー国王がコーロングループの李雄烈(イ・ウンヨル)会長と面談した後、研究開発施設を見学している。 写真提供=コーロン



    「今まで骨関節炎は切開を通じた手術法が可能だと知られていたが、簡単な施術でも膝の痛みや活動性が改善されることがあることを直接確認した」。

    3日午前、コーロン(KOLON)社の研究開発の核心基地であるソウル市江西区麻谷地区のワンエンドオンリータワー((KOLON One&Only Tower))。アラブ首長国連邦(UAE)の7つの首長国の一つである「ラアス・アル=ハイマ」のシェイクサウド・ビン・サクル・アル=カースィミー国王は、ここにあるコーロン生命科学のインボサ(Invossa)研究所を見学した後、「最高」を連発し親指を持ち上げた。 3日、コーロンによるとシェイクサウド国王はこの日、ワンエンドオンリータワーでコーロングループの李雄烈(イ・ウンヨル)会長と面談をした後、研究開発施設を見て回った。

    今回の訪問は、コーロングループが世界で初めて開発した骨関節炎細胞遺伝子治療剤の「インボサ(Invossa)」に深い関心を示したシェイクサウド国王の要請で行われた。

    シェイクサウド国王は、ソウル大学病院がUAEラアス・アル=ハイマで委託運営している「シェイクカリファ専門病院」を通じてインボサの効能に接したことが分かった。去る3月、深刻な膝の痛みで長いあいだ闘病していたUAEの女性が、国内でインボサを投与されて状態が好転した。シェイクサウド国王は「直接研究施設を見たい」と、コーロン生命科学研究所に向かった。

    インボサは李雄烈会長が1999年から20年近く丹精したバイオ新薬だ。三人の子供を持つ李会長は、平素から「インボサは4番目の子供」だと言うほど愛着を見せている。この日、シェイクサウド国王と会った李会長は、「韓国とUAEの友好関係がしだいに強化される時点でもあり、コーロンの革新的技術が両国の善隣と医学の進歩、病気治療への触媒になることを希望する」と述べた。シェイクサウド国王は、「インボサ研究所の見学と製品に対する説明を聞いた後、簡単な施術でも膝の痛みが改善されることを確認した」とし、「韓国の優れた医療施設や技術、さまざまなバイオ新薬を積極的に受け入れる機会にしたい」と答えた。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-05-03 18:08:49